本当にハイエースの車内!? パイオニアのスピーカーで夢のようなオーディオルームが実現できた (1/2ページ)

本当にハイエースの車内!? パイオニアのスピーカーで夢のようなオーディオルームが実現できた

この記事をまとめると

  • カロッツェリアの新作スピーカー「TS-C1730SII」
  • フェルディナント・ヤマグチさんのハイエースに装着
  • 新作サイバーナビとの相性もチェック

ホームオーディオの技術が投入されている

 同社はもともとスピーカーのメーカーだったんですね。昭和22年に設立された当時の社名は「福音電機株式会社」。いやシブいですね。福音ですよみなさま。何と目出度い社名でありましょう。「PIONEER」は、当時製造販売していたスピーカーの商標名です。海外にもバンバン輸出して、社名よりも商標の方が有名になってしまったので、のちに現在のパイオニアに社名を変更したわけです。

 その昔、日本には大変なオーディオブームがありまして、そのころはサンスイ、トリオと並んでサン・トリ・パイの「オーディオ御三家」なんて呼ばれていたものです。祖業がスピーカーのパイオニアは、「スピーカーのパイオニア」のふたつ名を持つ、筋金入りの会社なのですね。カロッツェリアのスピーカーをハイエースに装着してみた

ハイエースにはセパレート2ウェイスピーカーが必須

 その名門の血筋を引くブランド”カロッツェリア”。やはりスピーカーが良い。私は低音を厚めに、加えて高音も思い切り立たせる、所謂「ドンシャリ」系の音が好きなのですが、その要望にも、今回装着した17cmセパレート2ウェイスピーカー「TS-C1730SII」はキッチリ応えてくれます。カロッツェリアのスピーカーをハイエースに装着してみた

 特筆したいのはダッシュボードの上に設置したトゥイーター。これヤバいです。どうせ買うなら、セパレート2ウェイスピーカーを選んだほうが良い。指向性のある高音域のサウンドが、しっかりとリスナーに向かって伝わってきます。とくにハイエースはスピーカーがフロントドアの下の方に置かれているので、純正スピーカーでは足もとで音がこもってしまいます。カロッツェリアのスピーカーをハイエースに装着してみた

 ところがオーディオ性能に優れるTS-C1730SIIのウーファーなら、低音に包まれるような感覚が得られます。通ぶってちょっと専門的な言葉を使いますと、「音離れが良い」と申しましょうか。スピーカーから出た音が、きちんとリスナーに届くのです。カロッツェリアのスピーカーをハイエースに装着してみた さらにドアの鉄板に直付けの純正スピーカーとは異なり、不要な振動を減衰させる「インナーバッフル」という取り付け用アダプターの効果も見逃せないポイントです。

 ちゃんとしたスピーカーを選べば、商用車が夢のようなオーディオルームに生まれ変わるのだから堪りません。
カロッツェリアのスピーカーをハイエースに装着してみた

誰もが納得する高品位な音質

 ジャズなんぞを聞きますと、ピアノの位置や歌手の立ち位置までが浮かび上がるような再現性。いやはや、「スピーカーのパイオニア」の面目躍如であります。無論音源にもよりますが、高音質音楽データを用意すれば、音楽が持つ本来の深みや柔らかさを忠実に再現してくれる。

 聞けば何とトゥイーター64kHzの超高域まで鳴らすことができるとのこと。もはや人間には聞こえない“超音波”の領域ですが、間違いなく「空気感」の再現ができている。カロッツェリアのスピーカーをハイエースに装着してみた

 いや大したもんです。「付けて良かった」と久々に思える製品でありました。加えてこのトゥイーター。面構えがじつに良い。表面を保護するメッシュの奥には、アルミ製のバランスドームダイヤフラムがキラリ。これが艶のあるサウンドを約束する証でもあります。また、取り付け後もトゥイーターの角度を変更できるロータリー機構も備わっています。

 助手席に乗った人間は、大抵「なにこれ?」と問いかけてきます。ここでスピーカーの意義について一発打てば、「オーティオ通」ぶれるというものです。

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