テントを張ってこそキャンプ……でもない! 車中泊かテント泊かプロが下す答えは「両方やれ」だった (1/2ページ)

テントを張ってこそキャンプ……でもない! 車中泊かテント泊かプロが下す答えは「両方やれ」だった

この記事をまとめると

  • アウトドアの醍醐味であるキャンプ
  • テントを使うか、車内に泊まるか悩みどころ
  • ミニバンユーザーに向けて、プロが回答する

まずはオートキャンプ場でテントを借りてみる

 今回、編集部から課されたお題は「ミニバンを所有している人がキャンプを始めるには車中泊とテント泊のどちらを選ぶべきか」というもの。確かに、ミニバンオーナーが初めてのキャンプとして頭をよぎる問題ですが、個人的な意見を述べさせてもらうのであれば『両方』というのが本音です。

 キャンプは自然と対峙する素晴らしい趣味であり、その楽しみ方は十人十色。それぞれが「楽しい」と感じることがキャンプの醍醐味でもあります。イメージや固定概念に囚われてしまい、経験をすることなく方向性を導き出すよりも、経験をしてから取捨選択していくことがキャンプの楽しさを向上させる秘訣なのです。

 ミニバンありきで考えると気軽に宿泊ができる「車中泊」は大きな武器になりますが、やはりテント泊を経験することも重要です。まずはお試しとしてキャンプ場に併設されているレンタルショップを探し、レンタルテントを活用することをおすすめします。オートキャンプ場では乗り入れたクルマの横にテントを張ることができるので、「車中泊」と「テント泊」を家族でシェアしながら楽しんでみましょう。

クルマのとなりにテント

 今日はパパと息子、明日はママと娘が順番で両方を経験し、テント泊の楽しさで盛り上がったのであれば、それからテントを購入する決断を下しても遅くはありません。逆に、テント泊を経験したからこそ家族が求めるテントの広さや快適性などが理解でき、家族会議を開いてテント選びを楽しむことができるのです。

テントを満喫する家族

ロックできて防犯性が高い車中泊も魅力

 テント泊に対する憧れはキャンプならではのものですが、なかにはアウトドアが好きでもテント泊が苦手……という人も存在します。ボクの友人に“釣りの達人”ではありながらもテント泊が苦手な男がおり、友人は「布一枚で鍵の掛からないテントに泊まるのが嫌。野犬や知らない人が来たら思うと怖くて寝られない。だから俺はクルマに泊まるんだ」と熱く語っていました。しかし、その友人は酒を飲むと駅や公園のベンチで寝てしまう癖があり、個人的にはテント泊の方が安全だと思うのですが(笑)。

車中泊の車内

 まぁ酒癖は別として、友人と同じような考え持つ人も決して少数派ではなく、テント泊が苦手な人は車中泊をより快適に行うように楽しむ選択をすれば良いのです。予算的に余裕があるのなら、屋根の上に取り付けるルーフテントやポップアップテントを装備したミニバンを選択するという手段も残されているので検討してみましょう。

 テント泊の魅力は大地と大空の下で夜を過ごすことです。テントという非日常の空間に包まれながら眠りに付くのは至極の時間。ホテルや旅館、ログキャビンのような快適な部屋で寝るのも悪くありませんが、日常生活では味わえない刺激はテント泊ならではのものであり「テントで寝たいがためにキャンプに行く」という人も多いのではないでしょうか。

テントを建てたイメージ

 大工さんや一部の熱狂的DIYフリークでない限り自分の手で自分の家を建てるのは不可能ですが、テントであれば自分の城を建てる喜びが味わえます。自分の城を自分の手で建て、一国一城の主として本丸で過ごす時間は格別なものになるはずです。

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