クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CLASSIC
  • 「中古車だから」の妥協は必要なし! 「長く」「安く」乗るための選び方とメンテナンス
CLASSIC
share:

「中古車だから」の妥協は必要なし! 「長く」「安く」乗るための選び方とメンテナンス

投稿日:

TEXT: 土田康弘  PHOTO: 写真AC/Auto Messe Web編集部

  • 新型ノア&ヴォクシー

  • 自動車保険
  • レッカー車両
  • 新型ステップワゴン
  • 自動車整備
  • 中古車ディーラー
  • 自動車税
  • 新型ノア&ヴォクシー

買い替えサイクルが長期化するなか選ぶべきは新車か中古車か?

 かつては何回目かの車検の時期がやって来ると、新しいクルマに乗り替えるといった定期的なサイクルが確立されていたが、近年では平均的な乗り替えサイクルが10年前後程度になっているという。この数字が何を示しているかというと、買い替えサイクルを難しくしているという点だろう。新型ステップワゴン

 以前のように5年程度(長くても7年)での乗り替えの場合、クルマはまださほど古くなく下取り価格はそれなりに期待することができるため、次のクルマの買い替え資金の一部として十分に見込める。しかし、自動車ユーザーの多くが、1台のクルマを長く乗り続ける(または距離を走行する)傾向があり、そうなるとせっかく大枚はたいて買った新車も、乗り替えるころには価値はほぼゼロになってしまうことだってある。すると次のクルマは丸ごと新規の投資となる。そんな金銭的なハードルも、新車から新車への乗り替えに前向きになれない要因のひとつになってるのではないだろうか?

中古車でもしっかりメンテしたクルマは長く乗れる!

 そこで注目したいのが中古車だ。比較的、割安な中古車を購入して、しっかりとメンテナンスしていけば、まだまだ長い期間(または距離)を乗ることができる点に注目してみよう。ただし、中古車のコンディションはまさにピンキリ。年式や内外装の状態、エンジンコンディションなど、さまざまな条件を考慮しながらクルマ探しを行うと、当然同じ車種でも状態の優劣に比例して価格にもかなりの開きが生じる。どんなクルマを選べば良いのかが、中古車購入の初心者にはイマイチわかりづらいのはこの辺りが原因となっているのではないだろうか?自動車整備

 新車購入時と同じく、なるべく長期間でしかもメンテナンス費用を抑えつつ乗り続けたいのなら、状態の良い&素性の知れた中古車を購入するのが比較的安心感が高いと言える。知り合いのディーラーがあればオーナーから下取った極上の中古車を紹介されるケースもあるだろう。しっかり整備されていたことが裏付けとしてあるクルマなら、安心感も高い。中古車ディーラー

 筆者はこれまで何度かクルマを購入してきたなかで、面識があったディーラーメカニックの奥さんが所有していたクルマを購入したことがある。整備記録も完璧で消耗品の類いもほぼパーフェクトに整備されていたので、年式の古いクルマだったにも関わらず、次の車検までノーメンテで乗ることができた。こんなケースはいつでも訪れるワケじゃないが、安心感を買うならばそんなクルマを探すのも手だろう。

激安車をしっかりメンテナンスして維持するのもひとつの選択肢

 一方で価格重視で購入し、乗り出してからのメンテナンス費用は事前に見込んでおく、または早期の乗り替えを想定してクルマを選ぶという方法も近年は見られる。地方の街道沿いに「○万円」などのプライスタグが掲げられている中古車(いわゆるケタ車=ひと桁万円の価格が掲示されたクルマ)が究極の例だろう。もちろん壊れているワケではないが、リスクは覚悟で買うことがこれらのクルマの暗黙のルールだろう。

 自営で運送業務を行っている知人は営業用のバンを格安で手配し、「壊れたら乗り替える」という割り切った運営を実際に継続して行っている。そんな面倒な方法を採っている理由を聞くと“その方が総合的なランニングコストが安く上がる”ことが多いという。これもまた中古車導入のひとつの考え方として覚えておくといいだろう。

12

 

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS