「つり目」「ハイフラ」「ミュージックホーン」! 意味などないが盛り上がった昭和のイケイケ派御用達カスタム5選 (1/2ページ)

「つり目」「ハイフラ」「ミュージックホーン」! 意味などないが盛り上がった昭和のイケイケ派御用達カスタム5選

この記事をまとめると

  • 今思うと謎だらけだった昭和のヤンチャカスタム
  • 昭和カスタムの起源はデコトラ文化から派生した
  • 自動車の黒歴史も狂喜乱舞した楽しい時代だった

懐かしのドレスアップ01/角目&ツリ目を支えた解体屋のセドグロたち

 ハコスカ、ケンメリ、ローレル(ブタケツ)など、丸目4灯から「角目」や「ツリ目」と呼ばれる角型2灯ヘッドライトへのカスタムが流行しました。角目への交換から始まったカスタムですが、自己主張を競い合った結果「ツリ目」と呼ばれる角度を付けた姿へと過激さを増していったのです。青島文化教材社の330セドリック

 角型ヘッドライトはセドグロと呼ばれる330型セドリック/グロリア用が使われることが多く、解体屋から廃車になったセドグロのヘッドライトが消えるほどの品不足になったそうです。

懐かしのドレスアップ02/トンネルでは必ず鳴らすミュージックホーン

 当時、ホーンを交換するのは初歩のカスタムとして人気がありました。電子ホーンやモーモーホーン、そしてトレンドだったのが「ミュージックホーン」と呼ばれるラッパです。お馴染の「パリラリ、パリラリ」は3連ホーン、5連ホーンはメキシコ民謡の「ラ・クカラーチャ」、6連ホーンは「ゴッドファーザー愛のテーマ」となり、そのなかでも5連のラ・クカラーチャは曲名を知らずに使っていたという不思議な現象が起きていました。当時、聞き馴染みのないメキシコ民謡が使われたのかは……いまだに謎です。ミュージックホーン

1970年代〜80年代にかけて、不良上がりのクルマ好きな若者たちが熱狂した昭和の謎なカスタム。330セドグロに用いた「つり目」ヘッドライト移植や水中花シフトノブ、ミュージックホーンなど、デコトラから派生していった懐かしの昭和不良カスタム文化を懐かしむ。