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昼のポカポカ陽気が地獄に変わる! 「春キャン」は防寒対策がマストだった

投稿日:

TEXT: 並木政孝  PHOTO: 写真AC/Auto Messe Web

  • キャンプのイメージ

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  • アウトドアウェアを着込んだファミリー
  • 標高の高いキャンプ場
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暖かくなったからといって油断は禁物

 寒い冬が終わり、待ちに待った春がやってきました。花が咲き誇り、木々が芽吹く季節はキャンプにとって最高の季節。しかし、春は「三寒四温」といわれるように、暖かな日と寒い日の寒暖差が大きいことでも知られています。春キャンプでは油断をせず、しっかりと防寒対策を行う理由について考えてみましょう。

標高や最低気温を事前に調べて対策すべし

 春はキャンプにとって最適なシーズン。気温が上昇し、色々な華が咲く季節は過ごしやすく、嫌な虫に悩まされることもありません。しかし、春は天気が変わりやすく、暖かい日が続いたと思ったら、急に気温が下がって冬に逆戻り……なんてことも。春の暖かさに騙されてしまい、薄着でキャンプをして痛い目に合わないよう十分な防寒対策を用意しておきましょう。

 春先のキャンプでとくに注意するべきポイントは、キャンプ場の選び方です。キャンプ場は標高の高い場所にあることも多く、標高の高い場所はその高さによって気温が変わることを覚えておきましょう。

標高の高いキャンプ場

 これは通年を通していえることですが、標高が100m高くなるごとに平均気温が約0.65℃も下がるといわれています。例えば東京のような0m地帯で20℃の最高気温があっても、標高1000mのキャンプ場では最高気温は13.5℃となります。「13度あれば十分だよね……」と思うのは早計。ここで注意してほしいのがその日の最低気温。都会では最低気温が10℃なら、キャンプ場では3.5℃ということになり、夜間や早朝の冷え込みが厳しく、薄着で寝てしまえば寒さに震え上がるはず。

 また、体感する気温は風の強さによっても影響され、風速1mで1℃、風速5mならば体感気温は5℃も下がることになるのです。キャンプ場を選ぶときに標高を気にする人は少ないと思いますが、とくにこの季節はしっかりと標高を確認し、その場所の最低気温と標高を計算して防寒対策を施してください。

暑いときは脱げる「重ね着」コーデがベスト

 防寒対策として冬キャンプの装備で出掛けるのもひとつの方法ですが、暖かな日に厚着でキャンプ……というのも心が弾みません。そこで、春キャンプのおすすめは「重ね着」です。

アウトドアウェアを着込んだファミリー

 ファッション業界ではレイヤーとも呼ばれ、このレイヤリングは登山の世界では常識になっている手法。Tシャツにダウンの組み合わせでは、着ていれば暑く、脱げば寒いという両極端になってしまうため、下着(ベースレイヤー)+ネルシャツ+フリース(ミッドレイヤー)+アウター(アウターレイヤー)のように、衣類を重ね着しておけば気温の変化に対して適正量の調整がしやすくなります。体温を下げない工夫として帽子の着用も有効です。防寒対策としてニット帽を用意しておきましょう。

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