車いす使用者も介護が必要な人も買うしかない! 新型ノアヴォクの福祉車両のおもてなし度が圧倒的 (1/2ページ)

車いす使用者も介護が必要な人も買うしかない! 新型ノアヴォクの福祉車両のおもてなし度が圧倒的

この記事をまとめると

  • 標準タイプ+ユニバーサルステップでも乗降性が向上
  • 車いす仕様はスロープの乗降性と使い勝手が進化
  • サイドリフトアップチルトシートは足腰にやさしく便利になった

5種類のウェルキャブ仕様をラインアップ

 だが、ノア&ヴォクシーにはもちろん、ウェルキャブ仕様=福祉車両が用意されている。そのタイプは【1】車いす仕様車タイプI(車いす1名仕様)、【2】車いす仕様車タイプI(車いす2名仕様)、【3】車いす仕様車タイプII(サードシート付き)、【4】サイドリフトアップチルトシート装着車、【5】ウェルジョイン(ユニバーサルステップ標準装備/ハイブリッド仕様の設定あり)と、なんと5種類ものウェルキャブ仕様を揃えている。

 しかも、上記の仕様を形式指定自動車としているため、持ち込み登録の手間がなく、納車までの時間を短縮できるメリットがある。要望の多いハイブリッド車の設定があるのもうれしいニュースである。

ヴォクシー・ウェルキャブ車いす仕様車タイプI(車いす2名仕様)

車いす仕様は後輪エアサスでスロープの操作が楽々

 また、車いす仕様車は、従来型でも好評だった後輪エアーサスペンションによる車体後部の車高ダウンによって、ゆるやかなスロープ角度(9.5度)を実現するとともに、前倒れ機能付き手動スロープに加え、乗車から固定までの一連の操作をシンプルにする新機構を採用。乗降性を大きく向上するとともに、架装部分の価格が見直され、ユーザー負担を低減しているところも注目点となっている。

 価格は、例えばノアのガソリンモデル、Xグレード2WD、7人乗りで比較すると、ベース車両が267万円。一方、ウェルキャプのXサイドリフトアップチルトシート、2WD、7人乗りは282万5000円。車いす仕様車タイプI(車いす1名仕様)でも286万7000円である(ウェルキャブ車は消費税非課税)。

後輪のエアサスによってスロープ角度がゆるやかになっている

 実際に車いす仕様車に触れてみると、なるほど、簡単な操作で後輪エアーサスペンションの高さが調整でき、ラゲッジスペース床下部分からスロープを出すのも簡単そのもの。スロープの角度も、車いすを出し入れするのにまったく無理のない角度であることを確認。

 スロープの格納時に、ラゲッジスペースがかなり実用的に使える点も褒められる。これなら、例えば車いす仕様車として使わなくないシーンでも、標準型ノア&ヴォクシーとそう変わらないラゲッジスペースの実用性、積載性が確保されていることになる。

スロープを格納しているときは標準型と大差ない使い勝手が確保されている

トヨタの新型ノア&ヴォクシーは、標準タイプ+ユニバーサルステップでも、十二分に高齢者や小さな子供の乗降性の向上に対応していると言っていい。さらにウェルキャブ仕様=福祉車両が5種類も用意されている。それらの機能がどう進化しているのか解説していこう。