日本と欧州の「ヤン車」は似て非なるもの!? おしゃれ感が漂う「カフェレーサースタイル」って何? (1/2ページ)

日本と欧州の「ヤン車」は似て非なるもの!? おしゃれ感が漂う「カフェレーサースタイル」って何?

この記事をまとめると

  • 60年代イギリスの若者たちのバイク文化が発祥
  • 「族車」との違いはレースへのリスペクト
  • イギリス車でなくてもカフェレーサーになれる

イギリスの「カフェ」にたむろっていたバイク野郎が発祥

 1960年代のイギリスでロックンロールに影響を受け、黒い革ジャンと革パンを着用し、ご自慢の改造バイクに乗ってカフェやパブに集まる若者のことを人々は「ロッカーズ」と呼んでいた。彼らは店内のジュークボックスで曲をかけ、演奏が終わるまでに戻ってくる公道レースなどを楽しんでいたという。その中心となっていたのがロンドンにある「ACE CAFE」で、ここがカフェレーサー発祥の地だといわれている。

60年代のロンドンでACE CAFEに集っていた「ロッカーズ」

 ロッカーズがカスタマイズするバイクに明確な決まりはなかったが、走りに特化した車体にすることが好まれ、バーハンドルをコンチネンタルハンドルやセパレートハンドルやスワローハンドルに変更し、ビキニカウルやロケットカウルを装着する者も多かった。また、タンクは細長く、シングルシートやバックステップにすることも定番のカスタマイズだった。要するにロッカーズが愛用していたバイクは、公道レーサーのようなスタイルになっていたのだ。

走りに特化したカスタムが好まれた

 スピードやレースへのリスペクトがあったのがいわゆる「族車」とは異なるポイントであり、それは後述するクラシックカーにおけるカフェレーサーでも同じことだといえる。そう、クルマのカフェレーサーは、「竹やり」「出っ歯」といった昭和の暴走族スタイルとは異なり、品があるクラシックなレーサーというイメージなのだ。

レースへのリスペクトが大事なポイント

画像ギャラリー