最長でも5年で交換! 残溝だけじゃ判断できないタイヤの使用期限とは (1/2ページ)

最長でも5年で交換! 残溝だけじゃ判断できないタイヤの使用期限とは

この記事をまとめると

  • 安全に走るため重要なのがタイヤ
  • 溝はもちろんだが製造年週も大事
  • 理想は溝があっても5年で交換すること

タイヤの製造年月日はカンタンに確認可能

 その前にタイヤが製造された時期を調べる方法を紹介したい。サイドウォールのどこかに刻印されている、アルファベットと4桁の数字を探してみよう。製造された時期を判別するのは4桁の数字で、前半の2桁が製造週で後半の2桁が製造年だ。すなわち『2421』と刻まれていると仮定すれば、2021年の24週目(6月20日~6月26日)ということ。※写真はイメージ

タイヤの製造年週のイメージ

タイヤメーカーの交換推奨時期は5年

 では本題の『使用期限』を考えてみたい。大手メーカーによれば溝が残っていても使用を始めてから5年で交換を推奨、製造から10年が過ぎていれば安全面での性能が保証できないというのが一般的。ただし年数はあくまでも目安のひとつに過ぎず、使用する環境や保管の方法によっても異なる。指で触るとプラスチックのように硬い感触だったり、サイドウォールに細かいヒビが入っているようなら、5年が経過していなくても交換したほうが安全だ。

サーキット派でも製造1年以内なら問題なし

 続いてタイヤの性能が一般道より重要視される、サーキット走行を前提とした使用期限について。草レースやタイムアタックに力を入れている、いくつかのプロショップに話を聞いてみた。

 共通しているのは「新しければ新しいほど気分的にいいのは当然。とはいえ製造年週を指定して発注するのは難しいし、極端に古いタイヤが届いたことも記憶にありません。ましてハイグリップタイヤは用途が限定されており、製造の本数もさほど多くはないと思われます。そのためスタンダードなサイズであれば、長期在庫になりにくいのではないでしょうか」という意見。

サーキットを走る86のイメージ

 ムリヤリ期限を挙げてもらうと「製造から1年くらいなら週は気しません」とコレまた共通だが、保管のコンディションが適正ならばという条件が付く。具体的にいえば屋外で雨風も関係なく野ざらしなんてのは論外で、直射日光を避けた屋内で気温や湿度の変化ができるだけ少ない場所、つまりメーカーから正式なルートで出荷されたタイヤなら安心とか。一方でインターネットの激安店や個人売買は不安が残り、必ずしも製造年週だけに頼った判断はできないという。

 実際にサーキットでタイヤを使用するユーザーにしても、製造年週まで気にするような層はごくわずかとのことで、そこは話を聞いたプロショップが信頼されている証かと思われる。

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