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ある意味GRヤリスより面白い! 「ヤリスカップカー」に乗ってみたら安ウマで最高だった

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新/トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(TRD)

  • 2021年から開催されている「ヤリスカップ」のベース車両に乗ってみた

  • 荷重コントロールでリヤを流せるのが楽しい
  • 知人のヤリスカップカーにサーキットで乗らせてもらった
  • まさにピュアスポーツカー
  • ヤリスカップカーはMTで217万1100円、CVTで238万100円と価格もソフト

ワンメイクレースのベース車両だがレースに出ない人でもオススメ

 同じ車種、そして同条件で競うワンメイクレース。その元祖とも言うべき草分け的な存在が「ヴィッツレース」だ。初代ヴィッツから継続的に開催されており、ヴィッツでSCP10/NCP91/NCP131と3世代にわたり熱いバトルが繰り広げられてきた日本でもっとも人気があるレースである。現在は4世代目で「ヤリス」と名前が変わったことで、「ヤリスカップ」として2021年から開催されている。

 そのベース車となる「ヤリスカップカー」に乗るチャンスを得た。そして、その体験は「やっぱり最高!」だったのである。

ヤリスカップカーはMTで217万1100円、CVTで238万100円と価格もソフト

ナンバー付きのままサーキットを走れる専用装備

 そもそもヤリスカップカーは1500ccのNAエンジン搭載で、これは2代目ヴィッツからほぼ同じ。そこに6速MTを組み合わせるが、ヤリスカップになってからはCVTでも参加可能となり、CVT車両はレースで同時走行だが別枠で表彰される仕組みだ。

 参戦するためには専用のカップカーを買う必要があり、購入時には6点式ロールバー、専用サスペンション、オイルクーラーなどが装備されている。普通のヤリスを購入しても参加はできない。その代わり、さすが自動車メーカーが製作するだけあって、ロールバーと内装の隙間やチリの揃い方など、思わずうっとり見ていたくなるほど綺麗に架装されている。

サーキットレース用の専用装備が奢られる

 サスペンションは全員同じで調整箇所はリヤの減衰力調整のみ。タイヤはグッドイヤーRSスポーツS-SPECのみ使用可能。任意で選べるパーツはブレーキパッド&フルード、エンジン&ミッションオイル、ホイール、シートくらいなもの。だからこそほとんど車両の差はない。

 ブレーキパッドによるセットとアライメント調整、リヤの減衰力調整くらいしか差のつけようがない。だからこそ、速さはドライバーに依るところが大きく、そのテクニックで差がつく。

専用サスペンションはリヤのみ減衰力調整できる

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