高齢者家族がいるなら乗降性は何より大切! 乗り降りラクチンな「福祉車両じゃない」クルマ5台 (1/2ページ)

高齢者家族がいるなら乗降性は何より大切! 乗り降りラクチンな「福祉車両じゃない」クルマ5台

この記事をまとめると

  • 福祉車両でなくても乗り降りしやすいクルマはある
  • 重要なのはドア開口部の広さ、グリップの有無、シート形状
  • 軽自動車からミニバンまでオススメの5台を紹介

新型トヨタ・ノア&ヴォクシー

 まずは最新の新型ノア&ヴォクシーが挙げられる。リヤスライドドア部分のステップ地上高は先代の360mmから380mmに高まってはいるものの、3万3000円(税込み)の格安のオプションでパワースライドドアと連動して出てくる“からくり”機構のユニバーサルステップが用意されている。さらに、ステップからフロアに段差のないワンステップフロアを採用する。

新型ノア

 Bピラーには福祉車両的とも思える超縦長のアシストグリップが備わり、その約下半分は子どもが掴みやすいよう、子ども用自転車のハンドルグリップと同じ太さに細められているのだ。これは、結果的に握力の弱った高齢者にとってもうれしい配慮となる。そして2列目席のヒール段差は370mmと、乗用車としてもっとも高い部類に入るから、着座性、立ち上がり性ともに抜群なのである。

子どもの乗り降り

スズキ・ソリオ

 プチバンと呼べるスズキ・ソリオも、リヤドアからの乗降性に優れた1台だ。両側スライドドアから乗降する際のステップは地上高365mmと低めで、もちろん段差のないワンステップフロア。足が通過する間口は最大460mmと広く、Bピラーのアシストグリップも適切な位置にあり、さらに後席のヒール段差は360mmと高めで、腰を下ろすのも立ち上がるのも比較的楽なのである。

ソリオの外観

 こうしたプチバンはコンパクトカーにして後席のスライド機構を備えているから、乗降時のみシート位置を前寄りにセットしてあげることができる。そうすると、乗車時にはシートに腰を落とすまでの移動距離が最小限になるし、降車時には前席のシートバック上端を掴んで、体を支えやすくなるわけだ。

ソリオのリヤシート

トヨタ・シエンタ

 ミニ・ミニバンのトヨタ・シエンタも、リヤスライドドアからの乗降性に優れた1台だ。とくにステップ地上高はライバルのホンダ・フリードの390mmに対して330mmと、世界の自動車のなかでもっともフロアが低い部類で、もちろんワンステップフロア。

トヨタシエンタの外観

 後席(2列目席)のヒール段差もフリードの310mmに対して340mmと高めで、腰を下ろす、立ち上がる、どちらもより快適なのである。他車にはなかなかない、縦長で背の低い人でも握りやすい後席乗降用のアシストグリップも完備する。

シエンタのインテリア

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