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腰痛発症! タイヤ貧乏! 笑えないクルマカスタムの慣れの果てエピソード5つ

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: 写真AC/Auto Messe Web編集部

掴まされて買ったが最後「後悔先に立たず」な激安エアロ

 これは少し前の話だが、友人Sは通販でフロントスポイラーを購入。届いた大きな段ボール箱を空けてみると、白いゲル塗装が施されたS13シルビア用のフロントスポイラーがプチプチに包まれていたのだが、本体以外には説明書や取り付け用のステーも入ってなかった。取りあえず純正バンパーを外してボディに合わせてみると……? なんと左右の長さが大きくボディにブカブカの状態だ。さらにはリップ部分が少しばかり右に捻じれている粗悪さ満点の仕上がりであった。整備中のS13シルビア

 予定ではDIYで塗装して取り付ける予定だったSクンだが、自分ではどうすることできず馴染の板金屋に持ち込んで取り付けを依頼することに。すると板金屋のオヤジさんが「これ、工賃が高くつくよ。左右を詰めてFRPで補修しないと取り付けらないからね」と半ギレ。さらに「リップ部分も補修すると有名エアロブランドの商品を買った方が安いと思うよ」と言われてしまい、取り付け作業だけをお願することに。仕上がったS13は見違えるような姿へと変身したのだが、正面から見るとリップ部分が捻じれているのが分かる。その後S13が「右曲がりのS13」と呼ばれるようになったのはここだけの秘密である。

泣くに泣けないの深すぎる「チューンド中古車」の闇と罠

 今から数十年前、クルマに興味を持ち始めたRクンは中古車雑誌でクルマを探し始め、「どうせ買うなら最初から手を入れてあるチューニングカーを選んだ方が安くつく」との結論に達した。すると、走行距離は多いものの格安の三菱ランサーエボリューションⅡを発見し、マッハの勢いで買ってしまったのである。タイヤ&ホイール、タービン、インタークーラー、吸排気系に手を入れたエボ2は勇ましい排気音を響かせ、Rクン自慢の愛車になったのだが、納車から数カ月後にはエンジンがグズり始め、調子の悪い状態が続いた。4G63型エンジン

 クルマを購入した中古車屋に相談するも現状渡しの保証なしだったことで修理を断られてしまい、自力でチューニングショップを探し出してメンテナンスを依頼。すると、某有名チューニングショップで「このクルマはどこのショップでチューニングしたの? これ……ヤバイよ」と言われ、ECU、吸気系、配線などを徹底的に追いかけなければ不調の原因が分からないとのこと。また、何のパーツを使っているのかも不明なこともあり、症状の改善には手間と莫大な予算が掛かる可能性があるとの話を聞いたRクンはパーツ取り車同然の価格でクルマを手放し、憧れのチューニングカー生活に終止符を打ったのである。

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  • ツライチセッティング
  • 整備中のS13シルビア
  • SEMAショーに出展のS2000
  • 鬼キャンのクルマ
  • フェンダーのツメ折り作業
  • 4G63型エンジン
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