ホノボノ感に感動! 「どこでもドア」を標榜したゆるキャラSUV「日産ラシーン」 (1/2ページ)

ホノボノ感に感動! 「どこでもドア」を標榜したゆるキャラSUV「日産ラシーン」

この記事をまとめると

  • 1994年に登場した日産ラシーン
  • サニー/パルサー系をベースに開発された
  • CMとカタログにはドラえもんが起用されていた

道具として使いこなしたいユーザー向けのクルマだった

 何よりも国産量産車でありながら、まるで輸入車のようにも思えるわが道を行く存在感がよかった。自分流を好み、人のことをちゃっかり真似するのも真似されるのも気持ちがムズ痒くて好まない人は少なくないと思う。筆者もそういう感覚をもつひとりだったから、一見すると何でもなく潔い風だが、じつは似た存在がほかにないラシーンは眩しいくらいに映った。

 ちなみにカタログのコピーは“僕たちの、どこでもドア”。ドラえもんをキャラクターに、最初のカタログは“発進”編と“ポイントブック”編の2部構成で、いずれも表紙には車名ロゴよりも大きく“自由・自在、RVラシーン”とある。日産ラシーンを振り返る

 発進編の中身は、イメージ写真抜きで上下開閉式バックドアなどのおもな機能、装備を写真とともにかなりこと細かに紹介。日産ラシーンを振り返る

 もう一方のポイントブックでは“どこでもドア”になぞらえて、CITY DOOR、SPORT DOOR、OFFROAD DOOR、PICNIC DOORと、アクティビティ別にアクセサリー、用品を交えた紹介がメインの内容となっている。日産ラシーンを振り返る

 いずれにしても、クルマのカタログというより、セレクトショップのカタログのような(コンランショップはまだ日本上陸前だったかも?)体裁といったらいいか。いずれにしても、ヤル気満々のカーマニア向けというより、「なんか気持ちいい道具として使いこなしたいよね」という感度でクルマに接するユーザー向けのクルマだった。

1994年に発売された日産ラシーン。B13型系のサニーをベースに仕立て上げられている。クルマに注目をする前に、なんといってもラシーンは、CMとカタログの印象が大きかった。ドラえもんを起用したこともあり、話題になったほど。あらためて同車の魅力に迫る。