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安くて軽い! 軽でサーキットを走るならまさかの「商用グレード」がオススメだった

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

  • 東北660耐久レースのスタートシーン

  • サーキット専用のSタイヤ
  • 軽カーのサーキット走行走りイメージ
  • 東北660耐久レースのスタートシーン
  • クルマのオイル交換
  • HA36アルトバン
  • L275ミラのTXグレード
  • L275ミラのMTモデルのインテリア
  • 軽自動車レースを走るL275ミラとHA12アルト

サーキット専用車を選ぶなら商用グレードが狙い目!

 サーキットで遊ぶための車両をイチから作ろうと考えたとき、現在のマイカーを使ったり、決まった車種を狙っているのなら別として、ベース車両選びのなかで『商用グレード』を選んでみるのはどうだろうか。一般的には白いボディと黒いバンパーの安っぽいクルマという印象しかないだろうが、捉え方によってはデメリットがメリットになり得るし、実際にサーキットベース車として商用グレードは人気があるのだ。そんな商用車を選ぶもっともな理由を挙げていこう。アルトバン

簡素な装備ゆえ軽量で価格がリーズナブル

 最大のポイントは同じ車種に乗用グレードと商用グレードがある場合、装備は商用のほうが簡素で軽量なうえ新車にしろ中古車にしろ安い。価格はともかく軽さは走りに対する影響が計り知れないほど大きく、加速だけじゃなくブレーキングやタイヤの消耗などもプラスに働く。参考に軽自動車レースで人気のL275型ミラで、どれくらいの違いがあるか調べてみよう。サーキット専用のSタイヤ

 まず商用グレードの『TX』は3ドアの5速MTで車両重量はわずか710kg。対する乗用グレードは5ドアの5速MTが750kgあり、40kgもの重量差がすでに生まれる。ドアの枚数が異なるので当然とも言えるのだが、乗用に3ドアは存在せず、その時点で商用に大きなアドバンテージがあると言わざるを得ない。L275ミラバンのフロントスタイル

HA36型アルトなら乗用と商用で車両重量は変わらず

 ただしHA36型アルトは乗用の『F』が5速MTで610kg、対する商用の『VP』も610kgとイコールコンディション。とはいえ価格の部分では大きな違いがある。同時期の新車で比べるとFは84万7800円でVPが69万6600円と、15万1200円の差をチューニングに回せるのはかなり有利だ。HA36アルトバン

 もうひとつ忘れてはならないのが税金を始め維持費の安さ。車検の有効期間が異なるため単純に比較するのは難しいが、5ナンバーの乗用車よりも4ナンバーの商用車のほうが、長期的に見れば安上がりになるケースが多いと思われる。

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