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樹脂製バンパーも修理が可能に! ヤナセがクルマのリペアとメンテナンスで新たな技術を提案

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TEXT: 原田 了(HARADA Ryo)  PHOTO: AUTOMOBILE COUNCIL/写真AC

水をほとんど使わない洗車って?

 ヤナセ/ヤナセクラシックカーセンターのブースでもうひとつ興味深かったのは、ほぼ水無しで洗車できる「ほぼ無水DE洗車」の実演コーナー。多くの場合、ガソリンスタンドのドライブスルー式を使っている愛車の洗車。なのであまり実感としてはないと思いますが、実際には多くの水が使われていて、それがそのまま排水として下水管に流されています。ガソリンスタンドの洗車機

 それがこの「ほぼ無水DE洗車」を使用すると、文字通りほぼ水を使わずに洗車できるというのです。その仕組みはこうです。液体状の「ほぼ無水DE洗車」を水で15倍に薄めた希釈液をつくり、それを噴霧器でボディに吹きかけます。ヤナセブース

 それを「水拭きクロス」でふき取った後に『乾拭きクロス』で仕上げます。こうすることで汚水や排水の排出量はほぼゼロになり、約50Lの水道水が節約できます。また液剤に配合されているのは天然成分だけなので、一般的な洗剤に比べて自然にも優しい、と良いこと尽くめ。残念ながら、ヤナセ/ヤナセクラシックカーセンターのブースで実演が行われていた「ほぼ無水DE洗車」は業務用で、一般ユーザーには販売されていないとのことでした。

 オートモビルカウンシルの会場には、ほかにも洗車だけでなくコーティングのスペシャリストも出展していたので、普段はまったく気にせずにクルマは庭先に停めっ放しにしているずぼらなオーナーも、もう少しクルマに気配りしてやらねば、と思った次第でした。

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  • 原田 了(HARADA Ryo)
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  • ライター。現在の愛車は、SUBARU R1、Honda GB250 クラブマン、Honda Lead 125。クルマに関わる、ありとあらゆることの探訪が趣味。1955年、岡山県倉敷市生まれ。モータースポーツ専門誌の地方通信員として高校時代にレース取材を開始。大学卒業後、就職して同誌の編集部に配属。10年間のサラリーマン生活を経て90年4月からフリーランスに。モータースポーツ関連の執筆に加え、オートキャンプからヒストリックカーイベントまで幅広く取材。現在ではAMWに、主にヒストリー関連コラムを執筆。またライフワークとなった世界中の自動車博物館歴訪を続け、様々な媒体に紹介記事を寄稿している。
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