ハッキリ言うが夏場の車中泊はやめるべき! どうしてもな人が注意すべき3つのポイント (1/2ページ)

ハッキリ言うが夏場の車中泊はやめるべき! どうしてもな人が注意すべき3つのポイント

この記事をまとめると

  • 夏の車中泊は条件が厳しく、おすすめできない
  • どうしても夏休みに車中泊をしたいという人に重要ポイント3つを解説
  • 健康と安全、マナーに注意して無理のない計画を

ポイント1:夏の車中泊は標高の高い場所を選べ!

 このコラムで何度も書いていることですが、気温は標高によって大きく変化し、基本的には100m高くなると0.6℃下がると言われています。ということは標高1000mのキャンプ場では6℃、1500mでは9℃も低く、都心部で30℃を越える熱帯夜でも涼しく過ごすことができる計算になります。

 都心部ではエアコンの室外機による放射熱やコンクリートの建物、アスファルトの道路の蓄熱により気温が高いままの状態が続く夜間でも、自然に囲まれたキャンプ場では夜間は涼しい傾向があるので、車中泊にとって快適な環境といえるでしょう。逆に標高が高いキャンプ場では、明け方に気温が下がり過ぎて肌寒く感じることもあり、毛布などを用意しておかないと寒くて眠れない……などの夏の逆転現象を味わうことになるので注意してください。

 東北の奥羽山脈、新潟の越後山脈、長野や山梨、静岡などをまたぐ明石山脈や木曽山脈、京都の丹波高地、奈良や和歌山の紀伊山地、中国地方の中国山脈、四国の四国山地、九州の筑紫山地や九州山地などといった、標高の高い山岳系のキャンプ場を選びましょう。

山岳系のキャンプ場なら夜間は涼しい

ポイント2:暑い車内を快適にする基本的な方法

 夏の車中泊では、他シーズンとは違った気の使い方が重要です。まず、窓をあけて車中泊をすることになるため、風の吹き抜ける方角を考えること。車体に対して風の向きが正面になってしまうと、フロントガラスやリヤガラスに当たってしまい車内を吹き抜けることはありません。ボディのサイドで風を受ける場所を選び、風が車内を通過するような位置を選ぶことが重要です。

 また、車中泊をするには日中から準備を始めましょう。フロントガラスやサイドガラスから日光が入るとダッシュボードやシートなどが熱せられ、蓄熱することで車内の温度が下がりにくくなります。クルマを停める場合には、なるべく日が当たらない場所を選び、面積の大きいフロントガラスやリヤガラスには遮熱スクリーンなどで断熱しておくこと。とくにボディカラーが黒や紺などの場合にはボディ自体が熱くなる傾向があるので、日暮れ前に近くのガソリンスタンドで洗車機に入れ、一気に蓄熱したボディの温度を下げてしまうのも裏ワザです。

日中に車内の温度を上げないようにする

正直、夏の車中泊は条件が厳し過ぎておすすめしません。猛暑の日本でアウトドアを楽しむなら「デイキャンプ」を計画し、夜はエアコンが効いた宿が正解。「どうしても夏休みに車中泊をしたい」という人のために、重要ポイントを3つほどアドバイスさせていただきます。