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初心者が速くならない理由は意外なところにある! 勘違いだらけのサーキットの攻め方

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

自分のドライビングを見直すことがタイムアップに繋がる

 スポーツ走行を楽しんでいる人は、サーキットに行くたびに「自己ベストを更新したい」と思っているはずだ。コンマ1秒でも前回より早く走りたい、と思っても、トップドライバーに近いスキルの人は相当条件が揃わないとタイムアップは望めない。ビギナーであれば走る機会を増やすのが一番の近道といえる。

 どんなスポーツにもいえることだが、練習量と上達度は比例するので、より頻繁にスポーツ走行するのが第一だ。当初は走り込むごとに自然にタイムが短縮されていくはずだが、そのタイムが頭打ちになってきたらどうするか。

ドライビングポジションを見直す

 まずドライビングポジションを見直してみよう。経験の浅い人は、思った以上に浅く腰掛けている人が多いので、お尻、腰、背中、肩などとシートに隙間ができないように、可能な限り奥深く腰掛けるのがポイント。そしてハンドルが遠いと肩や腕に力が入りやすくなるので、テレスコなども使ってハンドルトップを握ったときに肘が伸びきらない位置までシートを調整したい。ブレーキを強く踏めない人はポジションが遠い可能性が大なので、ワンノッチ前にしておこう。ドライビングポジションはサーキット走行において重要なポイント

 シートリフターがあれば、座面をできるだけ広くすると、強制的に視線が遠くなるのでかなり有効(重心も下がる)。首は垂直を保ちたいので、できるだけ背もたれは立てておくようにしよう。できれば本格的なバケットシート、あるいはセミバケットシートは欲しいところ。レーシングカーでも、シート合わせには多くの時間を費やすのが常なので、ドラポジにはそれなりのコスト(費用と時間)をかける価値はある。ドライビングポジションはサーキット走行において重要なポイント

 次に肩の力を抜くことも大事だ。力んでタイムが出れば誰も苦労しない。路面やタイヤから、正確なステアリングインフォメーションをキャッチするには、全身がリラックスしていることが何より重要といえる。手首をプラプラさせたり、肩をユッサユッサと回したりして、首を回したり、ストレッチなどを行って、身体をルースニング(ゆるめる)させるのが何より肝心だ。力まずにリラックスすることが重要

「息を止めてコーナリング」や手にマメができるようなハンドル操作、シフト操作をしているようでは、上級者には決してなれない。

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