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いまじゃ不可能なデザイナーの個性バリバリの秀作! 大胆デザイン大成功の旧車7選

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: 日産自動車/本田技研工業/スズキ/Auto Messe Web

  • ホンダZのイメージ

  • コルトギャランのヘッドライトカバー
  • コルトギャランの外観
  • キャリイの外観
  • コスモスポーツの外観
  • シティターボの外観
  • ホンダZのイメージ
  • ホンダZのリヤビュー
  • 日産チェリーの2ドア
  • 日産シルビア

昔は今では考えられないような斬新なアイディアがあった

 デザインというのは時代によって変化するもの。流行もあったりと、時代を映す鏡と言ってもいいだろう。最近のカーデザインは、デジタル化とそれを再現する生産技術の向上もあって、形状が複雑化していたり、プレスラインが大胆かつシャープに入っている。昔にはなかったスタイルが主流だ。

 ただし、平均化されているというか無機質な面があり、大胆なチャレンジがあまり感じられないのも事実。すべて計算ずくでやっている感じもしてくる。一方、1980年代までのデザインは、デザイナーのセンスがダイレクトに反映されていて個性的なものも多い。今回は今では考えられない斬新なデザインのクルマを見てみよう。

三菱コルトギャラン

 1969年に登場したのがコルトギャラン。のちにコルトが取れてギャランだけになる、三菱のコンパクトセダン&クーペシリーズだ。

コルトギャランの外観

 その初期型にオプション設定されていたのが、ヘッドライトに付けるルーバー状のカバー。法規的にその後、ヘッドライトに透明以外のカバーなどを付けるのは禁止されたこともあり、日本市場で唯一のルーバータイプが付くモデルとなっている。アメ車の影響を大きく受けているのだが、かなりワルな感じになるのは注目だ。

コルトギャランのヘッドライトカバー

スズキ・キャリイ

 ヘンテコグルマでお馴染みなのが、スズキの4代目キャリイだ。キャリイは今でもあるが、1969年に登場したこちらはジウジアーロデザインが炸裂した逸品。前後対称のデザインは唯一無二の存在だし、フロントマスクも角目2灯で、ロボットのようなインパクトがある。ちなみにバンだけでなくトラックもあって、さすがにこちらは前後対称ではないが、キャビンはそのままでまた違ったユニークさがある。

キャリイの外観

マツダ・コスモスポーツ

 1967年に姿を現したロータリースポーツの先駆車である。デザインも社内デザイナーながら鬼才の小林平治氏。雨が降っているから会社に行かないとか、宇宙人との遭遇をスケッチに描いてみたりなど、とにかくユニークなデザイナーだ。それだけに、コスモスポーツが宇宙船みたいな雰囲気なのもうなずけるだろう。ちなみに小林氏は、これまた宇宙船みたいでユニークなR360クーペも担当している。

コスモスポーツの外観

ホンダ・シティ

 1981年に登場したこちらもユニークなデザインでは相当なレベルにある。ノーマルもさることながら、ターボIIでのダイナミックフェンダーなど、迫力のディテールは、可愛らしさと融合して独自の魅力となっている。デザイナーは田中 徹氏で、まもなくして退社して世界に羽ばたいた人物だ。ちなみに筆者は仲がよく、実際に話してもかなり変わっているというかユニークな方。

シティターボの外観

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