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あえての17インチを選択! ツライチのS2000が圧巻の存在感だった【2022 RAYS FAN MEETING】

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TEXT: 賀川 真弥(KAGAWA Shinya)  PHOTO: 賀川 真弥

  • S2000のフロントディテール

  • S2000のフロントディテール
  • ローダウンしたホイール部など
  • エアサスのタンク
  • S2000のインテリア

エアサスでペッタンコなUSスタイルが光る!

“RAYSホイールが好き! なオーナーたちが富士スピードウェイに集まるお祭りイベント”として初開催された『2022 RAYS FAN MEETING』。旧車から現行モデルまで幅広いクルマがエントリーしており、カスタム好きには目の保養にもなる気軽に行けるイベントだ。

 どれもが興味をそそられるベース車両ばかりだが、そのなかから今回は、US的カスタムを注入したベタ落ちのS2000を紹介する。

 1999年4月にホンダとしては29年ぶりに販売したFR車のS2000(設立50周年を記念した2シーターオープンスポーツカーでもある)。同年1月には日産のR34型スカイラインGT-Rも販売を開始するなど、今なおスポーツカー好きには支持される2台が登場したわけだが、当時は思っているほど大ヒットとはならず、一代で終わってしまったのは非常に残念なところ(そのかわり、中古市場では34GT-Rとともに高値での取り引きがなされている……ある意味それも残念ではあるが)。

 とはいえ、今なお続編が作られている大人気ハリウッド映画『ワイルドスピード』の第二作『ワイルドスピード×2』(2003年公開)に、スーキー役のデヴォン青木さんが搭乗するピンクラッピングのS2000は、今までの“スポーツカーはこうあるべき!”という勝手に作り上げた概念を払拭するほどのインパクトを放ったのは言うまでもない。セカンドカーを所有できる財力があれば欲しいと思ったユーザーも、多くいたことだろう。

シンプルなエアロが接地するような迫力のスタイルに

 そんな現在もアツいオープンスポーツのS2000を、オーナーのKさんは“シンプル”をテーマにカスタム。ヘッドライトは社外の後期用に変更。白黒コーデのボディに合ったシンプルな印象を受ける。フロントバンパーにあったナンバー穴もスムージングでスッキリとさせている。これだけでも、最終年から13年が経過した車両とは思えないほどの艶感を放っている。

 さらにフロントのエアロにはモデューロ製ハーフスポイラーを選択。モデューロはホンダアクセスによる四輪車のカスタムブランドだが、純正オプションとして買えるハーフスポイラーが着地するまでに車高は落としている。その気になる足はAIR LIFT PERFORMANCEのエアサスを装着。エアタンクやコンプレッサーなどはS2000の小さなトランクルームにもスッポリと収まるほどコンパクト設計だ。

エアサスのタンク

 フェンダーはリムツライチ&より低車高を実現するため(ボディサイズも考慮しつつ)、18インチではなく17インチを選択する。「18インチだと低さも追求するとなると“ツラウチ”を選択することになります。それは嫌だったので17インチで“ツライチ”を選びました」。全体的なバランスもやりすぎ感を出さないため、キャンバーを切らず(フロントでも2度程度)に収めるなど走行時のことも踏まえ、よりナチュラルさを大事にカスタムする。

ローダウンしたホイール部など

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