ポルシェなら「992」より「964」が絶対に買い! 価格高騰でも30年前の空冷モデルがオススメな理由とは (1/2ページ)

ポルシェなら「992」より「964」が絶対に買い! 価格高騰でも30年前の空冷モデルがオススメな理由とは

この記事をまとめると

  • 930に近いスタイリングと空冷が魅力のポルシェ964
  • 価格が高騰するも最新型992より買いである理由とは
  • パーツ供給も問題なしで安心して維持することができる

あのポルシェの乗り味を気軽に体感できる
ティプトロニックを初搭載

 964の魅力は、なんといっても930シリーズっぽいスタイリングを愉しめる点で、それをティプトロニックと呼ばれるATでドライブできるのだからウレシイ。筆者の友人がアマゾングリーンのティプトロニック仕様の964に乗っており、22年ぐらい前に結構な距離を走らせてもらったが、快適かつ速すぎて、運転しながら笑ってしまったことを憶えている。964型ポルシェ911の走り

 日本国内にあった個体の多くが外国人勢の買い攻勢に圧倒されたことにより、ここ最近は964のユーズドカーは流通数は少なく、700~1700万円といった相場が形成されている。2000年代はそれなりにキレイな個体が250万円ぐらいだったので、ただただ驚くばかりだ。正規ディーラーから販売された964の約60%がティプトロニックだったといわれているが、その数字は現在の中古車市場にも反映されている。

 高価だからといって購入後に安心して乗れるかといえばそんなこともないのが中古車の宿命だが、いまでも部品が揃うのでポルシェの正規ディーラーがメンテナンスや修理を引き受けている。オーダーするとポルシェクラシックワークショップのスペシャリストたちが作業を担当してくれるのは心強い。964型ポルシェ911のティプトロニック

 また、ポルシェに強いスペシャルショップもたくさん存在しており、そちらでも純正パーツを使った入念な整備を実施してくれる。 びっくりするようなイニシャルコストがかかるが、ランニングコストのほうは恐れるほどではないので、手に入れて損しない空冷ポルシェの雄だといっていい。964は930シリーズ以上に実用車として使えるので、ティプトロニック仕様一台ですべてのことをこなしてもカッコイイだろう。

クラシックカー人気で価格が高騰している964型ポルシェ911。930の名残りを感じさせるスタイリングと空冷エンジンであることも人気に拍車をかけ、いまでは手が届かない存在になりつつある。それでも最新型の992を買うなら964をオススメする理由とメンテナンスメニューを紹介。