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序盤5時間をトヨタが1-2体制でリード! 丸3年ぶりに観客を入れてフル開催の2022年【ル・マン24時間レース2022】

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TEXT: 南陽一浩(NANYO Kazuhiro)  PHOTO: 田中秀宣(Hidenobu Tanaka)/TOYOTA GAZOO Racing/ALPINE

  • ル・マン24時間の速報レポート

  • ル・マン24時間の速報レポート
  • 3年ぶりに観客を入れての開催
  • トヨタGR010ハイブリッド
  • JOTAレーシングのオレカ07・ギブソン
  • シボレー・コルベットC8.R
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  • トヨタGR010ハイブリッド
  • 2時間をすぎて各チームがドライバー交代
  • グリッケンハウス007 LMH
  • ポルシェ911 RSR-19
  • アルピーヌの走り

伝統の「ル・マン」は記念すべき90回目

 6月11日(土)現地時間16時、フランスはサルト・サーキットで「ル・マン24時間レース」がスタートした。90回目の開催である今年は、昨年、一昨年とうって変わり、久々に観客を迎えての開催となった。

3年ぶりに観客を入れての開催

ハイパーカーはトヨタ、アルピーヌ、グリッケンハウスの全5台が出走

 路面温度56度という酷暑のコンディションで決勝レースは始まった。オープニングラップのダンロップコーナーで早速、LMP2のウィー・オーウェン駆る#22のユナイテッド・オートスポーツUSAがコースアウトするのを尻目に、ポールポジションからセバスチャン・ブエミが駆る#8のトヨタGR010ハイブリッド、そして予選2位のマイク・コンウェイの#7号車が順調なスタートを切る。背後の予選3位、#36のアルピーヌA480を駆るニコラ・ラピエールはスタート直後にグリッケンハウスの2台とLMP2の1台に抜かれてしまい、5番手から追い上げる展開となった。

トヨタGR010ハイブリッド

 27台が出走した大混戦のLMP2は#9プリマ・オーレン・チームのロベルト・クビサがクラス首位に立つ。今年は大混戦のLMP2クラスは、30分過ぎ、8ラップを終えて9ラップ目に入るところでほぼ全車、24台のLMP2車両が同時ピットイン。昨年よりタンク容量が少ないため1スティントあたりの距離も限られ、レースウィークを通じて経験したことのない高い路面温度に対する警戒もあるようだ。ピットインを利して#38、JOTAレーシングのアントニオ・フェリックス・ダコスタがトップを奪取する。

JOTAレーシングのオレカ07・ギブソン

 トヨタの2台は10ラップで#8のマイク・コンウェイが最初のピットイン。同じタイミングで#709のグリッケンハウス、フランク・マイユーとアルピーヌのニコラ・ラピエールも燃料補給に入る一方、#8号車のブエミは最初のスティントを11ラップとし、燃料補給後のピットアウトで#7にトップを譲った。

 LMGTE-Proクラスは13ラップ後に#63と#64、コルベット・レーシングのC8.Rの2台を#92と#91のポルシェ911RSR-19、その後ろをフェラーリ488GTEエヴォが追う展開となる。LMGT-Amクラスはポールポジションからスタートしたフェラーリ488が7位に転落。スタートから1時間40分が過ぎたころ、インディアナポリスからアルナージュにかけて#45のスリップストリームについた#79が、ポルシェ・コーナーで見事にパス。ポルシェがポルシェ・コーナーでポルシェを抜いたと、スタンドが湧いた。

シボレー・コルベットC8.R

 28ラップ目、ダンロップコーナー付近でイエローフラッグが出たのを機に、3位を走行していた#709のグリッケンハウスがピットイン。リヤカウルが外されて注意を引くが、不良センサーを交換してすぐさまピットアウトしていく。サーキットの場内レポーターの質問に応じた監督のジム・グリッケンハウスは、世界的な半導体不足の影響がこんなところにも表れていると説明。同車は総合9位に転落したが、早い段階でセンサー交換したかったと語った。

グリッケンハウス007 LMH

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