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いまでも日本じゃ高級車の一丁目一番地! 隙間を狙ったメルセデス・ベンツのお買い得中古モデル4選

投稿日:

TEXT: 渡辺陽一郎  PHOTO: Mercedes-Benz

  • お買い得度が高い中古ベンツを解説

  • 2012年~2018年の先代/3代目Aクラス
  • 2011年~2019年の先代/2代目Bクラス
  • 2016年からの現行型/5代目Eクラス
  • 日本では2006年~2014年に販売された7人乗りのRクラス

100万円台後半から買える満足度の高いベンツ車は?

 メルセデスベンツは憧れのプレミアムブランドで、日本車に比べると価格も高く、中古車を希望するユーザーも多い。そうなると中古車価格も吊り上がってしまう。その対策として有効なのは、中古車需要の割に流通台数の多い車種を選ぶことだ。

大本命のファミリーカー「Bクラス」

 この典型がBクラスになる。ボディが比較的コンパクトで車内は広く、ファミリーカーとして使いやすい。新車時の売れ行きは堅調で、中古車の流通台数も相応に多いが、セダンやワゴンに代表されるメルセデス・ベンツらしさは希薄だ。そのために中古車市場での人気は伸び悩む。

 したがって中古車価格が安い。5年落ちの2017年式が、170~230万円で売られている。先代ゴルフTSIハイラインの2017年式と同程度の価格だ。メルセデス・ベンツの中古車を割安に買いたいなら、Bクラスがベストな選択になる。

2011年~2019年の先代/2代目Bクラス

認知度の高い「Aクラス」はオトク度が少し落ちる

 Aクラスも2017年式で見ると、中古車価格がBクラスと重複する。ただし、車内の広さや新車価格を考えると、AクラスはBクラスほど割安ではない。

 この背景には、ユーザーが中古車を探すときの方法も関係している。今はインターネットを使うから、認知度の高い「Aクラス」は検索されやすい。しかし「Bクラス」は車両のイメージも浮かびにくく検索されにくい。そうなると売れ行きも下がり、価格は求めやすくなる。ちなみに昔は中古車販売店で探すことが多く、店舗のスタッフが「Bクラスも便利で良いクルマですよ」と推奨したが、今は注目されにくい。

2012年~2018年の先代/3代目Aクラス

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