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コスパ重視なら中古一択! 20万円台から選べてガンガン走れるワークス系モデル3選

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: TRD/Auto Messe Web

  • コルトラリーアートバージョンRの走り(青)

  • コルトラリーアートバージョンRのエンジン
  • コルトラリーアートバージョンRの走り(青)
  • マーチニスモSのエンジン
  • マーチニスモSの走り
  • ヴィッツRSレーシングのロールバー
  • ヴィッツRSレーシングのイメージ
  • NCP91型ヴィッツRSレーシング

実力十分でコスパもいいモデルが増えている!

 自動車メーカーの直系であるモータースポーツ部門、すなわち『ワークス』が手がけたチューニングカー。メーカーの看板を背負って戦うレースで獲得したノウハウを注ぎ込みつつ、保安基準適合でディーラーに気兼ねせず持ち込める安心感もまた格別だ。そんな魅力たっぷりのコンプリートカー、じつは手ごろな価格の中古車が意外とある。カスタムの内容から、とくにお買い得なモデルを厳選して紹介しよう。

三菱コルト・ラリーアートバージョンR

 まずは三菱の『コルトRALLIART Version-R』だ。外装は専用のオーバーフェンダーにエアロバンパーでアグレッシブな雰囲気、そしてボディは本気の競技車と同じスポット増しで剛性が高められている。

 エンジンは163ps(CVTは154ps)の1500ccターボで、5速MTのトランスミッションもゲトラグ製というスペック。デビューは2006年だが途中でレカロ製シートを標準装備した『レカロ・エディション』や、さらなるボディ剛性向上に装備を追加した『バージョンRスペシャル』も登場している。最終型こそ200万円に迫る中古車もあるが、初期型なら20万円台から探すことができ、コストパフォーマンスは絶大といえるだろう。

コルトラリーアートバージョンRのエンジン

日産マーチニスモS

 次は日産からK13型の『マーチ NISMO S』を。このモデルではワンメイクレースこそ開催されていないものの、軽量なボディと5速MTの組み合わせによる小気味よい走りは、先代や先々代モデルと比較してもまったく遜色がない。

マーチニスモSの走り

 優れた素材に磨きをかけた『マーチ NISMO S』は、カムのプロフィール変更や圧縮比を高めるなどチューニングを施したエンジン、専用ECU/エキゾーストシステム/サスペンション/ブレーキといった機能パーツや、スポーティさにエレガントさを併せ持つインテリアと、通常グレートとは何もかもが別モノ。新車でも200万円を余裕で切るリーズナブルさだったが、初期モデルの中古車では50万円台のタマもチラホラ見かける。

マーチニスモSのエンジン

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