チューニングするならエアクリから! 2種類存在する「純正形状タイプ」と「むき出しタイプ」の違いをプロが解説 (1/2ページ)

チューニングするならエアクリから! 2種類存在する「純正形状タイプ」と「むき出しタイプ」の違いをプロが解説

この記事をまとめると

  • エンジンにゴミなどを吸い込ませないための「エアクリーナー」
  • 社外品は吸気抵抗を減らして流入量を高めている
  • 純正同形状タイプと効率重視の剥き出しタイプがある

純正交換タイプなら数千円で手に入る

 純正フィルターは紙製などが多く、集塵性能も高いが抵抗も大きい。それをスポンジや同じ紙でも折り返しのひだを増やして面積を増すなどして、効率をアップさせたものがアフターパーツとして売られている。

純正交換タイプのエアクリ

 アクセルレスポンスもアップするし、ピークパワー向上も期待できるため、数千円にして大きなリターンがある。厳密に言えば集塵効率は純正よりは劣る傾向にあるが、純正のように5万kmも6万kmも使うものではない。アフターパーツのフィルターは1万kmごとくらいには交換して、フレッシュな状態を保ちたい。

 また、メーカーによっては洗浄できるものもあり、水洗いして干して使ったり、そこに専用オイルを染み込ませて使うものもある。

むき出しタイプならさらなる効率アップが図れる

 もっと大掛かりなエアクリーナーチューニングとなると、純正エアクリーナーボックスを外して、アフターパーツのエアクリーナーボックスを取り付けるパターンになる。

 昔から定番なのはむき出しクリーナータイプ。円筒形のエアクリーナーが見えるようにエンジンルームに取り付けられる。そのメリットは吸気抵抗の少なさ。円形でフィルター面積が大きく取れ、吸入効率アップに効果的。ただし、気をつけたいのがエンジンルームの熱気だ。

むき出しタイプのエアクリ

 エンジンは冷えた空気を吸い込んだほうがパワーが出る。対して温かい空気はパワーダウンにつながってしまう。冷えた空気の方が密度が高いので、酸素をたくさん燃焼室に入れることができるのでパワーが出せる。

 しかし、エンジンルームはかなり熱を持つため、むき出しクリーナーをただ置くだけではその熱気を吸い込んで、せっかく吸気抵抗を減らしたのに吸気温度がアップし、パワーダウンしてしまうこともあるのだ。そのため現在は各社から仕切板や導風板などがセットにされていることが多い。もし、そういったものがなかったり、中古で購入したならプロショップに相談して導風板をセットしてもらうことが望ましい。

エアクリに仕切りのあるエンジンルーム

 DIYでも導風板製作は可能だが、エンジンルーム内は高温になる。また、導風板が外れたりずれたりしてファンベルトと干渉すると大きなトラブルにつながるので、プロに依頼したいところである。

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