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超高回転エンジンの刺激は反則級! エンジン屋ホンダの歴代傑作エンジン「ベスト5」

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TEXT: 佐藤幹郎  PHOTO: 本田技研工業/Auto Messe Web編集部

  • DC2型インテグラタイプRに搭載のB18Cエンジン

  • FD2型シビックタイプRに搭載のK20Aエンジン
  • AP2型S2000のフロントスタイル
  • CL1型アコードユーロRの走り
  • FD2型シビックタイプRのフロントスタイル
  • DC2型インテグラタイプRに搭載のB18Cエンジン
  • DC2型インテグラタイプRのフロントスタイル
  • NA2型NSXタイプRのフロントスタイル
  • DC2型インテグラタイプRに搭載のB18Cエンジン
  • NA2型NSXタイプRに搭載のC32B型エンジン

エンジン屋ホンダが生んだ傑作高回転エンジンベスト5

 数々の高性能エンジンを世に送り込んできたホンダ。その象徴が、第二期F1でマクラーレン・ホンダMP4/5に搭載された3.5L V10 NAの「RA109E」であり、その技術力は惜しみなく市販車にも投入された。それがターボを持たない自然吸気でありながらリッター100psを実現したB16A型VTECエンジンなど、ホンダファンならずとも懐かしく、とにかくギンギンにレッドゾーンまで回った傑作エンジンを、筆者の独断と偏見によってランキング形式で振り返る。

1位/B18C型直列4気筒DOHC

[搭載車両:インテグラタイプR (DC2・DB8)]

 栄えある1位はなんといってもDC2・DB8型インテグラタイプRに搭載されたB18Cだ。とにかくキレとか、高回転域まで駆け抜ける伸び、ハイカムに切り替わった瞬間が体感できるそのフィーリングはとにかく刺激的。シフト操作のほか、右足のアクセルペダル、左足のクラッチペダルを駆使して走る古来のMT車の走りを満喫させてくれるエンジンだった。DC2型インテグラタイプRに搭載のB18Cエンジン

 普通なら煩雑になるシフト操作に辟易とするMT車の運転だが、それすらも喜びに変える快感はVTECの持ち味であり、エンジンの美味しいところを使うことで、クルマを走らせるだけでトリップできるような、凶暴さもまた魅力。DC2型インテグラタイプRのフロントスタイル

 MT車が絶滅危惧種になりつつあるいま、価格が高騰していようが手に入れておきたいエンジンである。ちなみに1.8L直列4気筒NAエンジンでありながら、最高出力180ps/7600rpm、最大トルク17.8kg-m/6200rpmの圧巻のパフォーマンスは、DA6型2代目インテグラで初めて搭載されたB16Aの官能さとプラス200ccの排気量アップによる扱いやすさを持ち合わせていた。

2位/H22A型直列4気筒DOHC

[搭載車両:アコードユーロR(CL1)など]

 続いて2位はH22A型だ。ホンダのH型エンジンは様々なモデルに搭載されており、グローバル市場でも重用されたエンジンとして知られる。CL1型アコードユーロRやBB6型プレリュードタイプSに搭載され、2.2L NAエンジンながら最高出力220ps/7200rpm、最大トルク22.5kg-m/6700rpmを発揮。B16AやB18Cのようなジキルとハイド感はないものの、刺激的かつ実用性も両立させた。CL1型アコードユーロRに搭載のH22A型エンジン

 また、同じH型エンジンであるH23Aも含めて、H22Aは筆者にとっては懐かしくも記憶に鮮明に残る名機。H23Aについて触れると、排気量2258cc、ボア&ストロークが87.0mm×95.0mmとなっており、そこから最高出力200ps/6800rpm、最大トルク22.5kg·m/5300rpmのスペックを発生させた。かつてのホンダならではの、ロングストロークながら高回転域も得意としており、扱いやすいのにその気になれば本領を発揮する、マルチに使える直4の内燃機関としてこれを上回る4気筒はないと思っている。CL1型アコードユーロRの走り

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