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44万km超でも好調を維持! GT-Rオーナーが語る長寿の秘訣“三カ条”

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TEXT: GT-R Magazine 野田航也  PHOTO: GT-R Magazine

40万km以上エンジンオーバーホールなしで大きなトラブルは経験なし!

「GT-R Magazine」で連載している「10万&20万㎞倶楽部」。GT-Rに10万km以上乗り続けているオーナーに応募をもらい走行距離をランキングにしている企画だが、2022年7月の時点で総合4位に位置しているのがR33型スカイラインGT-R V-specに乗る吉原さん。その距離じつに「44万1265km」! 走行2万5000kmのR33GT-Rをユーズドで購入してから18年間で41万6000kmあまりを走破したという強者である。GT-Rに長く乗り続けるためにこれまで心掛けてきたこととは? 長距離を走破してきたオーナーの先達として伝授していただいた。

(初出:GT-R Magazine 164号)

過去の経験も生かしながら自分なりのルールを決める

 2021年10月に「GT-R Magazine」の企画「10万&20万㎞倶楽部」に初めて応募(エントリー)してくださった吉原さん。編集部に送っていただいた応募の手紙には「長く乗り続けるためのノウハウ」として、

1:オイル管理をシッカリとする。

2:予防整備をすることでトラブルを防ぐ。

3:信頼の置ける修理工場にお世話になる。

という三カ条が記されていた。

 2004年3月に中古で’95年式のR33型スカイラインGT-R Vスペックを手に入れたという吉原さんは、もともと日産党で前車のDR30型スカイライン(鉄仮面)も12年間で24万kmを走破したというからタダ者ではない。

「もらい事故でDR30が廃車になってしまったのがきっかけで、いつかは手にしたいと思っていたGT-Rへの乗り替えを決意しました。神奈川県の専門店で出会ったのがこのR33です。前オーナーは日産ディーラーのメカニックだったということで、走行は2万5000kmで程度も素晴らしく、ほかのR33とは違うオーラに惹かれて購入しました」とGT-Rとの馴れ初めを語る。

部品交換は走りに関わる重要な部位から優先的に

 年平均2万3000kmのハイペースで距離を延ばしたのは、往復100km強の通勤に使用していたからだという。

「高速道路を含む道程でほぼ毎日乗っていたこともあり、大きなトラブルもなく快調に走り続けることができました。エンジン本体はいまだにノンオーバーホールです」というから驚く。

 その秘訣として吉原さんが挙げているのが前述の“三カ条”。「オイル交換」に関してはエンジンは3000km、トランスミッションとデフは9000kmごとに交換。これはDR30型スカイラインに乗っていた当時から守り続けているサイクルとのことだ。

「購入してからは点検整備や車検など、すべて地元の日産ディーラーに依頼していました。油脂類はなるべく早めに換えるに越したことはないと思っているので、3000kmと9000kmという交換周期をずっと守っています」

 そして、2番目に挙げていた「予防整備」に関して聞いてみると、

「すべてをいっぺんに交換することはできないので、走れなくなるトラブルを起こしそうな部品から優先的に交換するようにしています。最近ですとフューエルインジェクターを換えました。その次はオルタネーターの交換を予定しています」とのこと。

 整備ではないが、普段の運転の仕方にはかなり気を使っているという。

「始動後はアイドリングでの暖機運転は最小減にして、クルマを走らせながら各部を徐々に暖めています。今は長距離の通勤はないのですが、週に1、2回は最低でも30分以上乗るように心掛けています」

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