「スーパーカー」「ハイソカー」「デートカー」時代を彩った懐かしい自動車ブームの変遷を振り返る (1/2ページ)

「スーパーカー」「ハイソカー」「デートカー」時代を彩った懐かしい自動車ブームの変遷を振り返る

この記事をまとめると

  • 自動車のジャンルでも時代ごとにブームが起こっている
  • 代表的なのはスーパーカーやデートカーなど
  • ここでは90年代までに起こった自動車ブームを振り返る

スーパーカーブーム

 発祥は諸説あるが、起爆剤となったのは漫画「サーキットの狼」だったのは確かだ。ランボルギーニ・カウンタックやミウラ、イオタ、ロータス・ヨーロッパ、フェラーリ512BB、ランチア・ストラトスなど、多くの名車が脚光を浴びた。

 それまで、見たことも聞いたこともないスーパーなスポーツカーが存在するということだけでも、ブームになるきっかけとしては十分だった。ただ、ブームが大きくなりすぎて、最後のほうは輸入車であればなんでもスーパーカー的な感じではあった。スーパーカーブーム

 日本各地でスーパーカーショーが開催され、ピッカリコニカを持ったちびっ子が押し寄せ、信号待ちのスーパーカーに群がる始末。スーパーカー消しゴムやカード、ジュースの王冠など、グッズも大いに売れたのも注目だ。テレビ番組『対決!スーパーカークイズ』も懐かしい。

ハイソカーブーム

 きっかけとなったのは1981年に登場した、トヨタ・ソアラ。クリーンなシルエットと豪華なインテリア。シートはスナックみたいなフカフカのモケットだった。タコメーターはデジタル、エンジンは直6など、どこをとっても1980年代という新時代の幕開けを感じさせるものだった。ハイソカーブーム

 オーナーとしてはハタチ前後といったところで、今では信じられないが大学生も多く、これに乗って女子大に女子大生を迎えに行くのも流行った。その後、スーパーホワイトの白いマークIIなどに受け継がれていく。ライバルとしては日産のレパードなどがいたが、ソアラを超えることはできなかった。ちなみにフルエアロでコーディネートするのもハイソカーブームと呼ばれた。

デートカーブーム

 スペシャリティカーブームとも呼ばれたが、大学生が女子大生とデートするというのがポイント。車種的には日産シルビアとホンダ・プレリュードが二大巨頭で、ホントにサマーセーターを肩にかけて運転していたものだし、街中では両車でデートしているのを大量に見かけたものだ。デートカーブーム

街道レーサーブーム

 暴走族スタイルと言ってしまえばそれまでだが、手作り感とアイディア、そして当時のレース車両が付けていた、ワークスフェンダーやオイルクーラーなどのイメージを取り入れたものだった。今は無き、ホリデーオートの「Oh! My街道レーサー」という企画が発端。ベース車はなんでもありだったが、スポーツカーやセダンベースが多かったように思う。裾野が広がると福岡仕様のロングノーズなど、細分化されていった。