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最新チョロQはターンもできる! プラモにミニカーなどブレイク間違いなしの最新ホビーアイテムとは

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 増田貴広/タカラトミー/オートアート

ダイキャストと樹脂のいいとこ取りで限界を突破した革新のミニカー

オートアート「コンポジットダイキャスト」

 スケールモデルのミニカーといえば、金属素材の亜鉛を溶かして金型に流し込み成型するダイキャストと、合成樹脂をシリコン型に流し込み固めるレジンキャストの2種類が主流。

 ただし、前者は丈夫で重量感はあるものの、細かなディティールの成型は苦手で、精密感にはやや欠ける。後者は逆に樹脂なので修正も容易で、プロポーションに優れているが、ダイキャストと比べると強度や耐久性に乏しく、重量も軽めだ。一長一短ある2つの成型方法の欠点を解消するために、ホビーメーカーのオートアートが新たに取り組んでいるのが、コンポジットダイキャストなるモデル。

オートアートのコンポジットイメージ

 簡単にいえばプラモなどで使われるABS樹脂とダイキャストのハイブリッドモデルで、インナーボディといわれるシャシーにダイキャストを使用し、その上に被せるシェルをABS樹脂としている。ABS樹脂はレジン樹脂同様にリアルでシャープなボディラインと細かいディテールの再現。そして、開閉機構を持たせても各パーツの隙間を詰められるメリットがある。

インナーボディ

 ただ、開閉機構を持たせると樹脂のみでは各部が歪みやすく、長期間の動作で支持部分の耐久性に問題が出る恐れがある。そして何より剛性感や重量感はどうしても実現できない。そのため、ダイキャストを組み合わせる必要があるのだ。

 また、モデル用に独自配合した素材を使うことで強度、耐久性、耐候性で同じ樹脂素材のレジンを上まわれたのも、ABS樹脂を採用した理由のひとつ。また、ABS樹脂の採用に合わせて新たな塗料を採用。粒子を細かくでき、吹き付ける塗膜も薄くできるため、従来のモデルで見られた粒子のキラキラ感も少なく、厚ぼったさも最小限に抑えられるといいことずくめ。まさにミニカーの次世代を担うモデルなのだ。

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