車いすレーサー青木拓磨がBMW「M2 CSレーシング」でスポット参戦! GTワールドチャレンジ・アジアの熱い戦いをレポート (1/2ページ)

車いすレーサー青木拓磨がBMW「M2 CSレーシング」でスポット参戦! GTワールドチャレンジ・アジアの熱い戦いをレポート

この記事をまとめると

  • GT3とGT4のマシンをメインに争われるGTワールドチャレンジ・アジア
  • BMW M2 CSレーシングで青木拓磨選手が参戦
  • マシントラブルもありながら無事に完走を果たす

アジアで開催される最大級のツーリングカーレースが舞台

 その青木拓磨選手が久しぶりにレースの現場に戻ってきた。それが、GTワールドチャレンジ・アジアの第3ラウンドを開催する富士スピードウェイだ。

 この「ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS」は、SROモータースポーツ・グループが運営しているシリーズだ。ブランパンGTシリーズアジアに端を発するシリーズで、GT3、GT4の車両が参戦し、タイヤはピレリのワンメイクとなる。シリーズはマレーシアにあるセパンサーキットで5月に開幕。その後、鈴鹿・富士・SUGO・岡山と4連戦を日本国内で転戦し、最終戦は2022年10月21日〜23日にインドネシアのマンダリカで開催するスケジュールとなっている。

青木拓磨選手がBMW M2 CSRでレースに参戦

 2022年7月22~24日に静岡県の富士スピードウェイで開催された第3ラウンドは、富士の「ザ・ワンメイクレース祭り 2022のレース」のひとつとして行われた。今季のこの日本で行われるシリーズに「ジャパンカップ」という選手権を組み込んでおり、ここにプロ・アマチュアのペアで参戦するチームも多数存在する。

 また、このGTアジアはGT3とGT4のレースとなるが、ここにGTC、GTXの参加も可能ということで、このGTX枠となるBMW M2 CS Racingが2台、今回の富士戦に参戦することになった。そのうちの一台が、ゼッケン101をつけるBMWリーガル・トップ・レーシングのM2 CS Racingで、青木拓磨選手は、このチーム・オーナーの高橋裕史選手と組んでこれに挑む。

 ちなみにリーガルトップという司法書士事務所の代表を務めている高橋選手は、今シーズンからスタートしたこのM2 CS Racingを使用した「M2 CS Racing Series」(全10戦)にこの同じ車両を使用して現在参戦中である。

青木拓磨選手がBMW M2 CSRでレースに参戦

2ペダルのレーシングマシンに手動装置を架装し参戦

 このGTアジアの富士ラウンドは2022年7月22日(金)の練習走行からスタートした。初めてこのマシンに乗る拓磨選手のマシンへの理解とともに、今回GTアジアに参戦のために新たに装着した手動装置をふたりが確認。お互いの操作に違和感のないよう、マシンのセットアップを行う。

 さらに、セッション中に車両をピット内に入れることのない(ピットに入れた時点でリタイアとなる)このシリーズのルールに基づき、乗降補助の確認作業も同時に行われた。今回のマシンは左ハンドルでの操作ということもあって乗降の際にはピット側ではなくコース側から乗り込むことから乗降の練習と、そのタイムの計測など準備も進めていく。

青木拓磨選手がBMW M2 CSRでレースに参戦

 7月23日(土)の午前中に行われた予選では、まず高橋選手、そして青木選手の順でセッションをこなしていく。ただ、ここで発生した燃料系トラブルがその後のレース1に影響を及ぼすことになる。グリッドは最後尾ながらスタートから数台をパスした101号車だったものの、加速が鈍る現象が発生し、徐々に順位を下げていくことになってしまう。

 ピットウインドウが開いた時点でファーストドライバーの高橋選手をピットに戻し、青木選手に交代しながらマシンの確認を行い、応急措置を施してマシンをコースに送り出したものの、トラブル解消にはつながらず。101号車はピットに車両を入れてしまった。

青木拓磨選手がBMW M2 CSRでレースに参戦

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