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流行はいつも欧州車から! 「流れるウインカー」や「デイライト」など日本車でも標準装備になったものとは

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: BMW AG/AMW

  • BMWのデイライト

  • ワンタッチウインカー
  • 流れるウインカー

欧州車で流行った機能が国産車に導入されることも多数

 すべてのものに流行り廃りがあるように、クルマに関しても当然流行というものは存在する。今で言えばクロスオーバーSUVブームもそのひとつと言えるかもしれないが、今回は欧州車が採用したのち、カスタムパーツや他車種の新車装着装備となるほど人気となった装備などを振り返ってみたい。

ワンタッチウインカー

 ウインカーレバーを軽く操作するだけで数回(多くの場合3回)ウインカーが動作し、自然に消灯するというワンタッチウインカー。元々は欧州車を中心に標準装備となっていたアイテムだが、近年では多くの国産車にも標準装備されることが多い。

ワンタッチウインカー

 ワンタッチウインカーの利点は一度の操作で点灯から消灯まで一気に実施できるという点で、車線変更時などで消し忘れがないという点。実際に使うまではなくても困らない装備と思っていたが、使ってみると便利すぎてないと不便に感じるという人も多いのでは?

イカリング

 BMW 5シリーズの4代目モデル、E39型のマイナーチェンジ後のモデルに採用されたことで話題を集めたリング状の車幅灯、通称イカリング(BMWの正式名称はコロナリング)。

 その特徴的なルックスはカスタマイズ界隈でまず人気となり、多くのアフターパーツが登場した。その後、他メーカーの新車にもライトのふちなどを点灯させるタイプの車幅灯が採用されるようになり、現在ではデイタイムライトとしてLEDを用いたものが一般的となっている(リング形状ではなくなってきているが)。

ドアミラーウインカー

 今では軽自動車でも当然のように採用しているドアミラーウインカー。クルマのもっとも端に位置することが多いドアミラーにウインカーを備えることで、スタイリッシュな印象を与えるとともに視認性も向上させてくれるものだ。

 このドアミラーウインカーを初めて純正採用したのは4代目のメルセデス・ベンツSクラス。これを参考にアフターパーツが登場し、その後純正で採用するメーカーが増えていったワケである。

 なお国産車として初めてドアミラーウインカーを採用したのは2001年1月に登場した日産のフラッグシップセダン、シーマの4代目モデルであった。だが、当時このクラスの車両ではまだまだ選択されることが少なくなかったフェンダーミラー仕様には、当然ながら装着されないというオチがあった。

流れるウインカー

 ウインカーを点灯させた際、光源が流れるように点滅するシーケンシャルウインカー。その視認性の高さや高級な印象を与えることもあって、ハイクラスの車種に採用されることが増えている。

 もともと日本の保安基準では流れるウインカーはNGとなっていた。しかし、2014年の改訂によって車検OKとなったため、多くの車種が採用するようになったというワケだ。

流れるウインカー

 このシーケンシャルウインカー、人気のきっかけとなったのは確かに欧州のハイクラスモデルではあるのだが、じつは日本では1968年に登場した510型ブルーバードSSSクーペにオプション設定されていたのが初となる。当時は流れるウインカーに対する法規制がなかったためOKだったのだが、その後一旦NGとなり、ふたたびOKとなったことでややこしい結果となってしまったのだった。

※ ※ ※

 代表的な4つを紹介したが、今後はどのような機能やパーツが日本車にも採用されていくのだろうか? 流行に敏感なカスタム派は、今後登場する欧米の新型車に注目してみてはいかがだろうか。

  • ワンタッチウインカー
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