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ドライブ中の腰痛改善&疲労軽減!「レカロシート」をユーザーの身体に合わせ調律

シート選びのコンシェルジュの重要性

 人間工学の見地を自動車用シートに採用した「レカロ」。正しい姿勢で座らせることで、ドライブ中の疲労を軽減するシートとして有名だ。
 レカロ製シート販売店で日本で唯一の”メディカルショップ”である「トライアル」は、その性能を最大限に引き出すためにチューニングを施しているのだ。

 レカロ製シートにもさまざまなタイプがあり、洋服と同じように使う人の体系に合ったものを選ぶことが必要だ。さらに車種、使用状況(使用する目的)など、さまざまな要件も組み合わせることで、自分にぴったりなモデルを見付けることができる。
 結論めいたことになってしまうが、シート選びは「このモデルがほしい」もあるだろうが、「どのモデルが自分に合うか」が大切だ。

「電話での問い合わせも含め、まず私やスタッフがお客さまに質問するのは身長と体重、乗っていらっしゃるクルマです。さらにクルマをどのような使い方をされているのかをお伺いします。その情報をもとにオススメのレカロシートを提案させていただいています」と牧原代表。

 まさにレカロシートのコンシェルジュ。そこで、筆者が「スポーツセダンで長距離移動の多い自分に合うシートは?」と質問してみると
「車種から考えるとスポーツシート・シリーズでしょう。SR-6でも良いかもしれないけど、SR-7がオススメですね。SR-7 LASSICも試してみてください」という提案をいただいた。

 実際に座ってみると、SR-7がピッタリだった。SR-6のほうが肩まわりの張り出しが大きくスポーティでホールド性も良さそうなのだが、肩幅が合わず逆に窮屈に感じてしまったのだ。SR-7 LASSICでも、通常のSR-7と同形状のはずだが、同様に肩まわりの幅狭感があった。

「SR-7が合うと思ってしましたが、その理由を座る前に説明すると先入観が働いてしまうので、何もアドバイスせずに試してもらいました。SR-7 LASSICはレザーなので微妙に生地の厚みがあるからタイトに感じるのです。人の感覚はそれくらい微妙なんです。肩まわり張り出しの少ないLXもありますが、ノーマルシートより上半身の安定感が少なく感じると思ってオススメしませんでした」と牧原氏。

 さらにLXにも座ってみたが牧原代表の言うとおりで、その的確な診断(?)はまるで名医に巡り会えたような感動さえある。そもそも、これほどの数のレカロシートを揃えているから、その違いを感じ取ることができる。

「大阪オートメッセ2019」限定キャンペーンを実施

「トライアル」は、大阪市インテックス大阪で2月9〜11日に開催される「大阪オートメッセ2019」でレカロ特別キャンペーンを実施(下の写真は2016年)。 1日50脚限定価格でレカロシートを販売する。つまり3日間で150脚!さらにキャンペーンサイトのアンケート用紙をプリントして、回答すればプレゼントもある(プリントができない人にはブース内でアンケートに答えればok)。会期中の商談予約などもできるのでオートメッセ レカロキャンペーンにぜひアクセスしてみるといいだろう。

 なお、トライアルでは2019年2月1〜28日でレカロキャンペーンも実施している。通常よりお得な価格でレカロシートを装着することができる。

ワンオフでベースフレームを制作できるラボを新設

 シートの取り付けは基本的にレカロ製ベースフレーム(シートレール)を使うのだが、「トライアル」ではさらに個々のユーザーに合わせたチューニングを施している。

 具体的には、シートとレール、ベースフレームとボディ、それぞれを取り付けをするときにシムなどを使ってドライバーに最適なシート位置(角度など)を作りあげる。それはまさに調律(チューニング)。ポン付けでは絶対にできない、微妙な取り付けを行っているのだ。
 このように一人一人の体系や使用環境を考慮して、腰痛などの身体的な痛み、疲労などを軽減する取り付けしようという同店の取り組みが、メディカルショップという称号の所以でもある。

 トライアルでは、保安基準適合のオリジナルベースフレームもラインアップしている。これは、レカロ純正ベースフレームの設定のない車種への対応と、シートポジションの自由度を高める設計が施している。 さらに今年からは、”レカロベースフレームテクニカル・ラボ”を開設。対応シートレールがない車種はもちろん、ローポジション用ベースフレーム、メディカルベースフレームなど、レカロを装着したいというユーザーの要望に瞬時に応えられるように、オリジナルのベースレールを専用マシンを導入して制作できるようになった。

 もちろん、”レカロベースフレームテクニカル・ラボ”で制作されたベースフレームは、すべて保安基準適合品で強度検討書も付くから車検もパスできる。

トラックドライバーのためのシートを発売

 さらに、長距離運転をするトラックドライバー向けにレカロ製のトライアル・オリジナルシート『LX-F TR』の発売を開始した。トラックは運転席の位置が高いため、乗降性を考慮して座面左右の張り出しの少ないFタイプを使用。
 カラーはシックなブラックのみで、価格は9万8500円(税別)で、1万円(同)のオプションでアームレストが装着できるようになっている。

『LX-F TR』の最大の特徴は、長距離走行をするトラックの使用環境を考慮して、座面のみの交換を可能としていることだ。交換費用は6万円(税別)と、シートを交換するよりグッとお得。
 また、ハードユースも想定して、8000円(税別)で合皮製の専用シートカバー(座面のみ)も設定する。 なお、2月9〜11日に大阪市・インテックス大阪で開催される「大阪オートメッセ」の「トライアル」ブース(6A号館)には、このレカロ製『LX-F TR』が実車(トラック)装着して展示。実際に乗って、座って試せるようにするという。

レカロ・グループのキャプテンシートを初披露

 このほかレカロ・グループとしては初となるキャプテンシートも参考出品。カップホルダー、テーブル、USBソケットなど国産Lサイズミニバン並みの”おもてなし”装備のほか、モニター画面で電動式シートのリクライニング、スライド、オットマンなどを操作することができる。

 注目は座面の硬度調整機能だ。座るとセンサーで体重などを検知して、最適なシートの硬さにすることで、過度な沈み込みや不快な張りを抑制。体重の分布状態も検知できるそうだ。

 こちらもぜひとも大阪オートメッセの会場で体感してほしい。

トライアル 
TEL:072-369-3539 http://www.trial.co.jp/

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