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2WAY式でとっても便利! エーモン「イージーパワーレンチ」を使ってみた

エーモン「イージーパワーレンチ」(十字)

タイヤ交換で便利な2WAYタイプの「イージーパワーレンチ」がオススメ!

 そろそろ冬支度の季節、スタッドレスタイヤへの交換を準備しておきたい。そこで必須となるのがタイヤ交換用のレンチだ。みなさんはどんなレンチを使ってるだろうか? ワゴニスト編集部がオススメするのはエーモンの「イージーパワーレンチ」。特徴は2WAY式になっていること。グリップにハンドルバーを差し込むことでT字のパワーレンチに、中央まで差し込んでから引っかかるところで固定すれば、十字のクロスレンチへとワンタッチで変形できるのでとても便利だ。

 このパワーレンチ(T字仕様)は、小さなチカラでナットを緩めることができ、クロスレンチ(十字仕様)は回転構造によってナットの留め外しをとてもスムースに行うことができる。

初出:ワゴニスト2021年12月号(※一部加筆、修正)

コンパクトで収納性バツグン! 使い勝手も◎

 クルマいじりが好きな人なら、万が一のパンクによるタイヤ交換のため、十字レンチを車載している人も多いと思う。ラゲッジにコンテナボックスなどを使って工具を収納しておくと便利だが、十字レンチはその形状から置き場に困ることもある。そこで便利なのが、コンパクトに収納できて用途に合わせて使い分けができるイージーパワーレンチが役に立つ。 同製品の仕組みは、グリップにハンドルバーを差し込み、ソケットを装着すればレンチができ上がる。前述のとおり、T字と十字の2WAYで使用することができ、ハンドルバーには中央部と先端部の2カ所のストッパー(グリップ内の溝にボールがはまるようにセットする)により、セットする位置によってT字と十字を使い分けることが可能だ。

イージーパワーレンチでタイヤ&ホイール交換をにチャレンジ

 タイヤ交換したとき稀にあるのが、ナットの締め過ぎで通常の十字レンチでは緩まないこと。なんとかチカラ任せに緩ませる場合もあるが、それでも難しい場合は十字レンチに鉄パイプを差し込んでテコの原理で外すこともできる……。だが、そう都合よく鉄パイプが転がっている訳じゃない。そこで役立つのがイージーパワーレンチというワケだ。 このパワーレンチは通常の十字レンチの約半分のチカラでナットを緩めることができるため、作業はかなりラクチン。 すべてのナットが緩んだら、イージーパワーレンチをT字から十字にトランスフォームさせて、十字レンチをくるくる回すだけ。便利な回転機構を備えるのでハンドルバーを軽く叩くだけで、素早くナットを外すことができる。

専用ケースを付属! ラゲッジに車載しておくと便利

 イージーパワーレンチのさらなる魅力は専用ケースを付属すること。レンチ自体は2WAYで使えるセパレートタイプのため、それぞれがバラバラになってしまい紛失の恐れもある。しかし専用ケース付きであればコンパクトに収納できて、クルマにも常備しやすいメリットがある。ケースサイズは縦90mm/高さ40mm/幅400mmで、ラゲッジの空いたスキ間に差し込んでおけるほどの大きさだ。

 また、付属のソケットはタイヤ交換でよく使われる3サイズ(21mm/19mm/17mm)が用意され、ほとんどのホイールナットに対応する。ソケットの差し込み角は一般的なサイズの12.7mmなので、付属するソケットだけでなく自分が持っているソケットとの組み合わせもOK。 ソケットのアタマは薄口形状となっておりアルミホイールにも対応する。ハンドルバー自体の長さは約373mm、グリップは約250mmでいずれも扱いやすいサイズとなっている。 グリップの中心部分にはさり気なく「amon」(エーモン)のロゴが刻まれ、機能優先の工具ではあるものの所有欲もくすぐるアイテムとなっている。

■イージーパワーレンチ

●価格:オープン(※参考価格:3900円)

□付属ソケット:17mm/19mm/21mm

【詳しくはコチラ】

エーモン工業

TEL.0790-22-6262

https://www.amon.jp

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