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「シャコタン」の正しい”段差”クリア術

この記事をまとめると

■歩道と並行して進入
■リヤタイヤが駐車場内に入るまで徐行
■斜めに入り車体が擦るのを避ける

大敵「段差」は見極めが肝心!
無理せず最適なアプローチを

街中での遭遇率が高いのが店舗前の段差。見知らぬ土地で入れるコンビニを探すのに苦労したという経験も持つシャコタンオーナーも多いはず。
しかし、ポイントさえつかめば、クルマをキズ付けることなく大敵「段差」をクリアできる。

歩道を越えて入る駐車場

1:車体を段差と並行に寄せる
基本的な流れとしては、まず段差に対して平行になるように車体を寄せる。
事前のポジショニングが重要。進入時のフロントタイヤは、正面から段差に乗せるイメージで。リムに当たらないように注意しよう。

2:リアタイヤが段差に乗るまで徐行
ゆっくりと斜めに進入し、フロントタイヤが段差に乗ったことを確認。次にリアタイヤが段差に接した瞬間。この状態が最も車体が沈み込んでいるため、サイドステップが接触しないか細心の注意を払う必要がある。

3:リアタイヤまで乗ったら段切り成功
無事にリアタイヤが乗ってしまえば、その後は安心してアクセルを踏める。
もし、前方に余裕があったら右にハンドルを切ることで段差角度が分散される。
途中で段切りが無理と思ったら、軽くバックして再挑戦!

4:段差を下るときも要注意!
用事を済ませて帰る時も気を抜くなかれ。進入時とはクルマの挙動が変わるため、思いも寄らぬ動きで接触する場合もある。

段差にはいろいろな角度やタイプあるけれど、その見極めとアプローチが重要。
ちなみに実演した段差の高さはは約6cm。5cmダウンの19GSでは難なく越えられたが、それ以上のダウン量ではかなりの段切りテクニックを要するはず。

このタイプの段差は避けろ!

たとえ5cmダウンのクルマでも、この手の段差はボディを擦る可能性が高い。無理に進入しないで、諦めるという選択肢も忘れずに。

急勾配の坂の対処法

住宅街などで突然現れる急勾配の坂。まっすぐ進入しようものなら、フロントエアロを割ってしまうこと間違いなし。

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