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セダンの王者「レクサスLS」新型モデル登場!

低くワイドなクーペフォルムを採用
史上最強のパワーユニットを搭載する

ついに新型レクサスLSがアメリカ・デトロイトモーターショーで世界初披露された。
2006年に発表された4代目レクサスLSの登場から11年。世界に新たな高級車の基準を作り上げた1989年に登場した初代モデルより連綿と続く「滑らかでパワフルな走り、圧倒的な静粛性・快適性」といったDNAは、この新型レクサスLSでも継承しつつクーペシルエットを両立。さらに先進技術を投入し、フラッグシップモデルとしての大きな変革を果たしている。

新開発GA-Lプラットフォームを採用することで、低く構えたスタイリングを実現。
6ライトキャビンデザインによる斬新なクーペシルエットは、フロントからリヤまで抜けるシャープな基本立体から、フェンダーがダイナミックに突き出す構成となっている。ボディカラーには、レクサス独自の塗装技術を進化させ、金属を削り出したような印象を与える新規開発色「マンガンラスター」を採用する。これによって抑揚感のあるフォルムを実現する。

ボディサイズは全長×全幅×全高=5235×1900×1450mm。ホイールベースは3125mm。
現在日本国内で販売されているロングホイールベースの「L」のボディサイズは、5210×1875×1475mm。ホイールベースは3090mm。

そのスペックを比較すると、新型LSはホイールベースを35mm延長しているが全長は+25mm。全幅は25mm広く、全高は75mmも低い。
この数値からも、いかに新型がワイド&ローなクーペフォルムを実現しているかがわかる。

現行LS600hが搭載する5リットルV8を凌ぐ
421psを発揮する3.5リットルV6ツインターボ

新型レクサスLSには、新開発の3.5リットルV型6気筒ツインターボエンジンが搭載される。

新型LS500 エンジン主要諸元(北米仕様)
総排気量(cc) 最高出力(kW[PS]/rpm) 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)
3445 310[421]/5200~6000 600[61]/1600~4800

現行モデルのLS600hに搭載される5リットルV8エンジン単体の最高出力は395ps、最大トルクは53kgf・m。
新型レクサスLSでは、3.5リットルツインターボで421psと現行モデルを超えるパワー発揮する。最大トルクも61kgf・m。さすがにLS600hのシステム出力445psには及ばないものの、V6となってエンジン本体のサイズもコンパクトになっているで、間違いなく運動性能は大幅に向上しているはずだ。
このエンジンに組み合わせられるトランスミッションは「Direct-Shift 10AT」。これは、すでにお披露目されているレクサスLC500に搭載されているユニットと同じはず。優れた環境性能や快適性と切れ味の良い変速をより高次元で両立したパワートレーンだ。

ドライバーオリエンテッドなコクピット
ゆとりある後席空間を実現するパッケージング

フロントシートは、水平基調のインパネとドアトリムで広がり感あるデザインを採用する。その下部は厚みのあるソフトなコンソール・アームレストにより心地よい安心感を創出している。
このように上下で異なる空間構成とすることで、広がり感と安心感を両立した空間を実現したという。

運転席には高いホールド性を確保しながら、骨盤、大腿部、背中から肩、脇にかけて最適なサポート位置をきめ細かく設定できるシートを採用。ロングドライブでの快適性を追求している。

リヤシートは、連続性のある空間を演出するため、ドアトリムやシートバックがシームレスにつながる構成。シートにはタッチパネルでヒーターやリフレッシュ機能を設定できるオットマン付きパワーシートを採用している。

新型レクサスLS画像ギャラリー

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