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「オートキャンプ場とキャンプ場」似て非なる3つの大きな違いとは

オートキャンプ場、キャンプ場、違い、さいばしん

どちらがベターと言えないのが事実、
目的やシーズンによって変わるのです

「オートキャンプ場とキャンプ場の大きな違いを3つ挙げろ」と言われても、う~ん困っちゃいますよね。

諸説あるようなのですが、今回は筆者の”さいば流”で申し上げると、
1)サイトまで車両の乗り入れが可能、横付けできるところがオートキャンプ場。一方、クルマは駐車場に停めて、別のところにあるキャンプサイトを使うのがキャンプ場。
ただし、普通のキャンプ場でもクルマの乗り入れできるところがあったり、区画サイトは乗り入れ可でも、フリーサイトは駄目といった混在したキャンプ場もありますので、事前に確認が必要ですね。

 

2)続いての大きな違いは「キャンプ装備」です。
オートキャンプ場は1)の通り、クルマが横付けでき、比較的なんでも持っていけるので、装備もゴージャスになりやすい。子供の遊び道具から、本格的な薪ストーブまで、あれやこれや持ち込んでの賑やかなサイトが多いですね。
一方、駐車場から、よっこらやっこら、荷物を運ぶ事になるキャンプ場は、文字通り「必要最低限の装備」になる事が多い様です。機材は少なめ、食事も簡単手軽に、テントもコンパクトなものになる傾向ですね。

 

3)最後の大きな違いはサイトの設備。オートキャンプ場、特にキャンピングカー対応のところには、電源や、汚水を処理できるダンプステーションなど、様々な設備があったりします。
一方、キャンプ場は、設備といっても、区画や、かまど(前使った人が残した石積みとか)があるくらい。非常にシンプルで、フリーサイトでは、自然そのままに野原が広がっているところもあります。

 

以上が「オートキャンプ場とキャンプ場との大きな違い3つ」ですが、この他に、オートキャンプ場は、ファミリーが多いとか、色んな遊びをしていて騒がしいとか、シンプルなキャンプはキャンプ場に限るとか言われます。が、オートキャンプ場で、キャンピングカーのお一人様キャンプもあれば、キャンプ場ではテント村の様な集団キャンプもありますので、一概には言えません。

その違いをトヤカク言うよりも、自分のやりたいキャンプができるところを選んで探すというのが一番ですね。
私なんぞは、春夏秋冬、目的に合わせて行き先を変えたりします。
例えば、夏のクソ暑い時は、キャンピングカーのエアコンを使いたいので、必ず”電源のある所”を選びます。一方、寒くなって焚き火が恋しい時は、”焚き火OK”のところに行きます。カヤックや、天体観測など、その時の遊びによっても行く場所が変わりますし、一人で行く時と、仲間で行く時でも違います。

まあ、難しく考えずに自由気ままに楽しみましょ!

 

原稿&イラスト:さいば☆しん

さいば☆しん(彩羽森:くるま旅作家)

キャンピングカーで日本全国くるま旅。主にキャンピングカーで漫画&コラムを創作、キャンピングカー雑誌や関連サイトに連載したり、ショーイベントではトークショーで、キャンピングカー&くるま旅の素晴らしさを伝える。体内に凶暴な腹の虫を飼っていることでも有名。

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