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購入予定者も必見! キャンピングカー乗りにありがちな「失敗8選」

乗用車にはないこんな“あるある”がある

 キャンピングカーは、乗用車と違って“住む”ことも考えて作られた特殊なクルマです。そんなことから、乗用車では考えられない失敗やおもしろエピソードがあります。そこで、キャンピングカーならではの“あるある”を紹介していきましょう!これからキャンピングカーを購入したいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

高さ制限のあるところでゴンッ!

 キャンピングカーの特徴のひとつが、居住性をアップする高いルーフ。でもこの高さ、走行中に忘れてしまうことがあります。駐車場やファミレス入り口にある高さ制限を示すバーにルーフやバンク部分をぶつけ、キャンピングカーを破損させてしまうことがあります。

 また、コインパーキングの出入り口にある発券機上の雨除け。これにもぶつけてしまうことがあるので注意が必要です。日ごろから全高を意識して運転するように心がけましょう。

狭い道で壁にルーフをぶつける

 道は雨が降っても水が溜まらないように、道路脇へ向かって傾斜をしている「カマボコ状」になっています。道が狭い場合、道路脇に寄って走行しなければならないこともありますが、その際に注意したいのがルーフ部分です。

 道路脇にクルマを寄せると車体が少し傾きます。全高が高いキャンピングカーの場合、少しの傾きでもルーフ部分では傾きが大きくなってしまいます。サイドミラーと道路脇の壁までは十分に余裕があっても、窓から顔を出して上を見ると、ルーフ部分が壁にぶつかっているなんてこともあります。

 目的の観光地へ向かう途中などで、少々細い路地を通らなければならないこともありますので、そんなときは十分に注意して走りましょう。

リヤオーバーハングでボディ後部を擦る

 キャブコンなどボディを架装しているキャンピングカーは、居住空間をできるだけ広くしようと、後輪から後ろにはみ出るリアオーバーハングを長く取っているモデルが多くあります。

 オーバーハングが長いと、右左折のときにオーバーハングが反対側に大きくはみ出してしまいます。ですから、仮に右側を壁際に駐車した際,左にハンドルを目一杯切って発進すると、右後ろのオーバーハング部を壁にぶつけてしまうことになります。このようなシーンでは、リヤオーバーハングを振ってもぶつからないところまで、ハンドルの舵角は少なめにして徐々に壁から離れるようにするのがポイントです。

 狭い駐車場やキャンプ場では、前輪と後輪の内輪差を気を付けることも重要ですが、同時にリヤオーバーハングにも注意してください。

冷蔵庫のロック忘れで走行中に中身が……

 キャンピングカーの冷蔵庫は、走行中にドアが開いてしまわないようにロックができるようになっています。しかしこのロックを忘れてしまうと、横Gがかかった際に冷蔵庫の中身を車内にまき散らしてしまうことに……。

 キャンプ場までの曲がりくねった山道では、とくに起こりがちのトラブルなので、出発前にきちんと確認しておきましょう。

走行中の横風で意図せず車線変更も

 キャブコンなどの全高が高いキャンピングカーは、ボディサイドが直立しているうえに面積が広いので、横風の影響を非常に大きく受けてしまいます。高速道路を走行中に突然の横風に押され、意図せず車線変更していた、なんてことも起こります。

 

 状況によってはガードレールにぶつかったり、隣の車線を走行しているクルマに接触したりしてしまうこともあります。横風にあおられて危険を感じた場合は、安全に走行できる速度まで落として、のんびり走りましょう。

子どもを寝かせながらの走行

 朝早く目的地に到着すれば、初日からたっぷり遊べるので、夜中のうちに出発するというファミリーは多くいます。そんなときにやってしまいがちなのが、子どもをベッドに寝かせての走行です。

 キャンピングカーにはベッドが付いているので、横にして寝かせてしまえばぐっすり寝られる、そんな考えで子どもを寝かせてしまうのだと思いますが、これは違法です。

 クルマに乗るときは、必ず座った状態でシートベルトを締めていなければなりません。警察官に見つかれば、もちろん違反切符を切られます。それだけではなく、万が一事故を起こしてしまった際、ベッドの子どもが車外へ放り出されてしまうこともあります。

 事故を起こした際にシートベルトをせず乗車していたとなれば、保険が下りない可能性すらあります。

 子どもをベッドで寝かせてあげたい気持ちもわかりますが、何かあってからでは取り返しがつきません。きちんと座ってシートベルトを着けて出発しましょう。

強風でサイドオーニングが破損の恐れ

 キャンピングカーの側面から出して、日よけや雨除けに使うサイドオーニング。タープよりも簡単に設営・撤収ができるので、アウトドアを楽しむ人にはとても役に立つアイテムです。

 しかし、タープに比べると風に弱いというデメリットもあります。強い風が吹くとしたからあおられて、サイドオーニングが破損してしまいます。破損するのがサイドオーニングだけならまだいいですが、キャンピングカー側の接合部分も壊れてしまうと、出費も大きくなってしまいます。

 サイドオーニングは風が強くなってきたら、いつでもたためるようにしておいたほうがいいかもしれません。

外部電源ケーブルを外し忘れて……

 外部電源取り入れ口を備えたキャンピングカーは、ケーブルを使ってキャンプ場のAC電源から電気を取り入れます。これならバッテリー上がりの心配もなく、電気が使えます。

 しかしこのケーブル、キャンプ場を出発する前に外し忘れてしまうことが結構あります。キャンプ場のAC電源やキャンピングカー側のソケットを破損させてしまったり、ケーブルを引きずったまま走行すると事故の原因にもなりかねません。

 ケーブル外し忘れを防止するユニットも販売されていますので、忘れがちという人は対策をおすすめします。

※写真はすべてイメージです。本文とは関係ありません。

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