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災害対策に効果あり! キャンピングカーが避難生活に役立つ5つの理由

キャンプするクルマこその恩恵

 名前に“キャンピング”って付いているので、誰もがキャンプするためのクルマだと思ってしまいますが、じつはキャンピングカーって立派な「防災シェルター」としても使えるのです。

 最近の日本は地震や豪雨、土砂災害などですっかりと”災害列島”な印象。いつなんどき、どこで災害にあうのか、誰でも明日は我が身なのです。しかし、天災を防ぐのは難しくても備えることは可能。いま、キャンピングカーが災害時に安心できるクルマとして脚光を浴びているのです。避難生活に活躍できる5つの理由をご説明致しましょう。

その1:電源が使える

 キャンピングカーは、居住区用のサブバッテリーを積んでいるので、エンジンをかけなくても、ある程度の電源を賄うことが可能。つまり、災害で大停電が起こっても電気が使えるわけです。照明はもちろんのこと、最近のキャンピングカーには冷蔵庫やエアコン、電子レンジまで付いたりするので、クルマの中と言っても家の中と同じ様な快適さです。皆さんが片時も手放せないスマホも、電池が切れたらタダの箱ですが、キャンピングカーならば充電可能。北海道胆振東部地震でも、キャンピングカーが何十台ものスマホに充電したという話もありました。

 また、100Vに昇圧するインバーターを搭載するキャンピングカーから、家庭に電源を供給したなんて話も聞きます。更に、ソーラーパネルがあると、日中は太陽光で充電できるのでバッテリーも長持ち。電気が使えないと困る事が多い現代人には、キャンピングカーの電源が一筋の光明に。復旧までの時間を地獄から天国に変えてくれるのです。

 

その2:プライバシーが守られる

 災害時のニュースで避難所の様子が報じられる事がありますが、体育館などへの避難を余儀なくされた人々の生活環境は劣悪なもの。隣との境目もなく、プライバシーもへったくれもありません。プライベートな空間がないと、着替えや睡眠などで支障が出ることが多く、トラブルに繋がることもあります。これらはストレスとなり、精神的にも体調でも悪化を招きやすくなるなど、個人の努力では解決が困難とも言えるのです。

 その点、キャンピングカーは”独立した家”。カギ付のエントランスはもちろん、断熱、遮光、防音、など、プライバシーを守ると言う意味では申し分がありません。車内は、のびのびできる「我が家」なのです。

その3:水や食料の備蓄に使える

 キャンピングカーに普段から水や食料を備蓄していれば、これらも災害時には役立ちます。災害時の物資供給計画は、72時間以内は被災地外から物資が届かないことを前提に考えられているので、その間は自分とその家族を守らないといけません。考えてみると72時間(3日程度)ならば、”くるま旅”でもやっている様なものなので、そう考えると気持ちがラクになります。

 しかも、キャンピングカーには、冷蔵庫、コンロ、電子レンジなどが使えるキッチンがあり、生活に必要なインフラは基本的に揃っています。断水や停電などライフラインに問題が起きても、避難生活の負担を軽減することができるうえに、不安のない食生活を送る事ができます。

 

その4:ペットも気兼ねなく

 災害になると余裕がなくなる為に、弱者へのケアが疎かになる可能性があります。この場合の弱者というのは、小さい子供・高齢者・障がいをお持ちの方、ペットなどです。特に問題なのが避難所での犬や猫などの扱いについて。避難所にペットを連れていけないなどの理由から、泣く泣くペットを置き去りにしたというケースがあるのです。

 また、共同生活なので、ペット嫌いやアレルギーなどの人もいて、ノミ・ダニや病気を媒介させてしまったり、騒音や臭いで他の人のストレスのもとになったりと、一緒に避難している人への気苦労は並大抵のものではありません。

 この点、キャンピングカーならば、ペットを避難所から離すことでアレルギーの人にも影響を与えず、ペット間の喧嘩によるストレスや、鳴き声による騒音も防ぐことができます。キャンピングカーのプライベートな空間や整った空調は、ペットのストレス軽減や熱中症予防にも効果があり、ペット自体の健康維持にも繋がるワケですね。ペットだって生き物なんですから。

 

その5:充実の睡眠と休息

 忘れてはいけないのが就寝。余震が怖くて家にはいられず、避難所もプライバシーが守れず、仕方がなく自家用車で車中泊しても、”エコノミークラス症候群”になってしまう恐れもあります。どんな災害でも、どんな状況でも、充分に身体を休める事が大切。被災して、日常生活よりも更に増加した身体的・精神的な負荷(ストレス)は「疲労」という形で体に蓄積されていきます。

 充分な睡眠は脳や身体の疲労、病気の回復に効果的(睡眠中は副交感神経が優位の状態となり、免疫力が上がると考えられます)。災害時だからこそ、普段よりもなお一層、快適な睡眠がとれるように心がけていかなければなりません。

 過酷な時こその安眠。その点でも、プライバシーが守られ、防音・断熱があり、ゆったりとベッドでラクラク就寝ができるキャンピングカーなら安心ぐっすりです。

 この他、避難生活で困ると言われるトイレやシャワー付のキャンピングカーなど、更に快適に過ごせる場合もあります。単に”お遊び車”だと思っていたキャンピングカーは、立派な防災シェルターになるのです。

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