横浜での市街地レース開催を目指してチーム結成
2輪ロードレース世界選手権(WGP)に参戦を開始した翌年の1998年シーズン直前にGPマシンのテスト中の事故によって脊髄を損傷。下半身不随となってしまった青木拓磨選手。現在はレース・フィールドを4輪に移し、今年ル・マン24時間レースへの挑戦を目指して積極的にレース活動を行っている。そして、新たな挑戦として電気自動車レース「JAGUAR I-PACE eTROPHY」への参戦することを発表した。
レースは最大20台が参戦可能で、フォーミュラEと同じコースを使用し、25分+1周レースで行われる。
青木選手が参戦するチームは「TEAM YOKOHAMA CHALLENGE」。そしてゼッケンは、青木選手が2輪ロードレース世界選手権(WGP)時代から使い続けている「24」だ。このチームは、市街地レースであるフォーミュラEを神奈川県横浜市に誘致するために設立され、マシンには横浜の商店街名が並ぶ。
「市街地レース誘致への最初のステップとして、まずは”JAGUAR I-PACE eTROPHY”レースの認知向上を進めるための第一歩」とチームの津山 覚代表は語る。
■2019/2020 シリーズ JAGUAR I-PACE eTROPHY カレンダー
・Rd.3 2020/2/15 メキシコ メキシコシティ
・Rd.4 2020/3/21 中国 三亜
・Rd.5 2020/4/4 イタリア ローマ(青木選手は他レースのため不参戦)
・Rd.6 2020/4/18 フランス パリ
・Rd.7 2020/6/21 ドイツ ベルリン
・Rd.8 2020/7/11 アメリカ ニューヨーク
・Rd.9 2020/7/25 イギリス ロンドン
・Rd.10 2020/7/26 イギリス ロンドン