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雨天中止はひよっこ! 安全な場所で「雨キャンプ」を楽しむのが一人前

自然を楽しむキャンプなら、雨も楽しんでみよう!

 「雨予報ならキャンプは中止」というビギナーキャンパーもいるようですが、雨もまた自然。どうせなら、雨のキャンプを楽しんでしまいましょう(もちろん危険を及ぼすような荒天は論外です)。

 そこで紹介したいのが、雨の日でも快適に楽しむためのノウハウ。ちょっとしたポイントを押さえるだけで、雨キャンプも楽しくなります!

テントとタープはつなげて建てよう

 リビングのあるタープ下からテントへ移動するたびに、雨に濡れたり、傘を差さなければならないのは面倒です。ですから設営の際に、テントの入り口とタープを重ねるように張れば、テントとタープのあいだに隙間がなくなるので、雨に濡れずに移動ができるようになります。

 ドームテント+ヘキサタープの組み合わせなら、テントの入り口にタープのサイドをかぶせるように張れば、メインポールやロープがジャマになりません。

タープに雨水が溜まらないように工夫を

 雨が降り続くと、タープやテントのキャノピーに雨水が溜まることがあります。そのままにしておくと、溜まった雨水の重みで倒れてしまうことも。

 そんなことがないように、グロメットからロープを引いてペグダウン。そうすれば雨水がロープを伝って地面に流れてくれるので、タープに溜まることがありません。

親子で楽しめるおやつ作りをしよう

 雨が降っていて思い切り走りまわれないとはいっても、タープやテントの中でジッとしているのはやはり退屈。そんなときにおすすめなのが、親子で楽しむ「おやつ作り」です。

 おすすめなのは「手作りピザ」。生地から作って、好きな具材をトッピングして焼けば、オリジナルピザの完成です。ダッチオーブンや携帯用のピザオーブンなどを使えば、手軽に作ることができます。

カードゲームは防水仕様を選ぼう

 家族で気軽に遊べる「カードゲーム」も、雨キャンプにはおすすめです。ただし、タープ下でもテーブルや地面が濡れていることがあるので、濡れても平気なプラスチック製のカードにしましょう。

 トランプはもちろん、子どもに人気の「UNO」にも、プラスチック製の防水仕様があるので、雨予報のときはぜひ準備していきましょう。

 

レインウエアを着てアグレッシブに遊ぼう

 タープの下で遊ぶだけでは物足りない! そんなときはレインウエアを着て、キャンプ場内を探索しに行きましょう。雨が降る姿を見せるカエルやカタツムリを見ることができたり、雨になると花を閉じる野草があったり、キャンプ場内だけでも自然観察は楽しめます。

 ただし、キャンプ場内とはいっても危険な場所もあるので、必ず親も一緒にいくようにしてください。そして童心に返り、安全な範囲で子どもと一緒に雨キャンプを楽しみましょう!

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