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もはやドレスアップパーツ! 積めて映える一石二鳥の「積載系カスタム」4選

キャンプで役立つオススメの装備

 ソーシャルディスタンスが叫ばれるなか、密を避けられるレジャーとして注目されているキャンプ。家族や仲間、はたまた “おひとり様”で行く「ソロキャンプ」も人気だ。ただキャンプ道具を持ち運ぼうとすると、イス&テーブルやテント類、調理機材などの多くのアイテムをクルマに積み込まないといけない。もし趣味がマウンテンバイクやBMXなどの自転車で、一緒に積むことができれば周辺の散策も楽しめる。

 これらの大量の荷物は、積載量に余裕のあるクルマであれば問題ないかもしれないが、Kカーやコンパクトカーはおろか、乗車人数によってはミニバンでもすべて積み込むのは難しい場合もあるかもしれない。そんなケースで活躍するのが、キャリアやカーゴ、トレーラーなど、後付けの装備だ。レジャー用品の運搬に役立ち愛車の見栄えも向上する、そんなアイテムたちを紹介したい。

1)タフなイメージになる急増中アイテム「カーゴラック」

 ルーフの上に荷物を載せられるカーゴラックは「YAKIMA(ヤキマ)」や「CURT(カート)」といったUSブランドが人気を牽引。アウトドア好きなユーザーだけでなく、クルマをUSカスタム系でドレスアップするオーナーたちのハートもグッと掴んでいる。

 日本でブレイクする前は、わざわざ個人輸入して装着するユーザーもいたほど人気だったこの2ブランド。ルーフラックの前面に付ける「フェアリング」は、そのまま付けるだけでなく、カッコいいステッカーを重ね貼りするのも人気だ。

 ただ積載するには注意点もあり、カーゴ自体の重さが11kg前後(サイズによってはそれ以上)、キャリアのパーツ類が4kg前後となり、耐荷重の低い車両(軽自動車であれば概ね30kg前後)は数キロ分しか積載できない、なんてこともあるので注意が必要だ。

2)現地での行動範囲が広がる「サイクルキャリア」

 はじめからキャンプ場内だけで過ごすつもりなら不要だが、ベースキャンプから少し遠くの方まで遊びに行ったり、遠くにあるトイレに行く足として使えるのが自転車だ。ただ、ハイエースやキャラバンといった1BOXなら室内に自転車を積んでもまだ余裕があるかもしれないが、2BOXのワゴンやセダン&クーペタイプだと、ほかの荷物も積み込むことを考えると、例え折り畳み式であっても難しいハズ。

 そこで役立つのがサイクルキャリアだ。ルーフやリヤに積むタイプがあり、積載する自転車もカスタムしたBMXやマウンテンバイク、ピストバイクであればなおオシャレな雰囲気に。

3)ワイルドなイメージを加速させる「ヒッチカーゴ」

 車両後部にヒッチメンバーを付け、その上のヒッチカーゴにアウトドアのギアを積んでいると、ドライバーのパパが普段より頼もしく見える(!?)かは不明だが、こちらは実用性云々の前にドレスアップ要素の高いアイテムだ。車内に置きたくないギア(汚れやニオイの強いモノ)をボックスなどにまとめてヒッチカーゴに積めば車内は快適。見映えもクールで言うことナシ!

4)今後さらに人気が出そうな「ルーフテント」

 キャンプ場に着き、テントを張ったり畳んだりする時間も惜しく、料理や遊びに費やしたい人にオススメなのがルーフトップテント。車高が高くなるため立体駐車場の人が付けるのは難しいかもしれないが、テントを車内にしまう必要がないので、そのぶんほかのアイテムを積める。もし家族連れのキャンプなら、クルマの屋根の上で寝るというのは子供にとってワクワクが止まらないハズだ。

積載関連のギアはほかにもたくさんあり

 ここで挙げた4点以外にも、注目したいアウトドアギアはまだまだあり、まずは車両が限定されるが軽トラやピックアップに人気の「パイプフレームキャリア」。荷台スペースを最大限に活かせるこのギアは実用性とカッコ良さに満ちている。

 「ルーフボックス」も長年人気を誇り、最近ではよりスタイリッシュかつスリムなデザインとなっており、雨・風から荷物を守れるのも利点。

 「サイドオーニング」も日差しを遮ってくれる有効なアイテムだし、背面に付ける「ラダー(はしご)」も太いパイプだと、クルマ自体にチカラ強さを与えてくれる。

 また変化球ではあるが「トレーラーハウス」のカッコ良さは、ほかに比べられる物が見当たらないほどの存在。所有すること自体なかなか難しいが“いつかはトレーラハウス”なんて考えている人もいるだろう。

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