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荷物を積む予定がなくても装着する価値あり! クルマの「野生化」ならルーフラックがオススメだった

クルマの雰囲気も変えるルーフラック

 アウトドアの流行りもあって、クルマに取り付けるルーフラックが人気だ。どちらかといえば実用面で装着されることが多かったパーツだが、最近ではSUV系の車種を中心にカスタムパーツとしても注目を集めている。

 屋根の上に荷物を積むならルーフボックスもあるが、ルーフラックが選ばれるポイントは車内やルーフボックスに入りきらない、長尺モノや大きいモノを搭載できる点。キャンプの時のテント、タープ、テーブル。アウトドアスポーツの時のスノーボードやサーフボードなどを手軽に積んで出かけることができる。

 ルーフラックは金属パイプで構成された無骨な骨組の形状なので、荷物を載せなくてもラギット且つワイルドなデザインがクルマの持つイメージをガラリと変えてアドベンチャーな感じにできる。荷物を載せることができて、クルマもカスタムできるのは魅力だ。

長尺モノ搭載に向いている無骨でシンプルなラダータイプ

 ルーフラックはラダー形状とバスケット形状があってどちらも人気。ラダー形状だと荷台部分だけのようにシンプルで、荷物を搭載していない時はバスケット形状より高さが低くなり、軽さをウリにする製品が多いので着脱がしやすい。カーメイトのINA520ルーフデッキ140やINT507BKスタンダードラック110などは、無骨でシンプルなラダー形状なのでサーフボードや、スノーボードなどの長尺モノを搭載するのに向いている。

荷物の固定がしやすく、フェアリングパーツが魅力のバスケットタイプ

 逆台形でフタの無いバスケット形状のルーフラックは、ラダー形状のモノと比較して製品ごとに形状が異なるが、基本バスケット形状なので荷物の固定がしっかりとされる。風切り音を低減させるフェアリングパーツを備えて、このパーツをペイントしてカスタム感を楽しむおもしろさもある。

 細身のデザインでルーフスペースを有効に使った車両向きのヤキマ・スキニーウォーリア。メイン20Φのスチールパイプを採用したテルッツォ・ルーフバスケットワイドロングEA 312などは、荷物搭載性はもちろん雰囲気ある佇まいに仕上げられることで人気が高い。

荷物搭載はカーゴネットやバンジーコードが必須

 ルーフラックはアウトドアで使った後の汚れたままのキャンプ用品や乗れたままのテントなどをそのまま搭載でき、車内に入らない大荷物だって対応OK。ただし、積載には必ず荷物の固定用にバンジーコードやカーゴネットを使ってしっかり固定する必要がある。

 ちなみにブランドとしてはスーリー、イノー、テルッツォ、ヤキマ、カートなどが人気。他にも国内&海外ブランドの製品がカーショップやネットで取り扱いされている。

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