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ナリは小さくても別世界を体験可! いま圧倒的人気の「軽キャンパー」で知るべき基本5つ

プロがお勧めする 軽キャンならではの5つのポイント

 今、「軽キャンピングカー」が人気です。文字通り、軽自動車のワゴンやバン、軽トラックをベースにしたキャンピングカーで「軽キャンパー」とか「軽キャン」とも呼ばれているカテゴリーです。タイプも軽バンコン・軽キャブコン・軽トラキャンなどがあり、まるで、キャンピングカーのフィギュア? みたいなサイズと愛くるしいデザインで、軽自動車ならではの運転のし易さ、車両価格や維持費の安さなども、人気の理由になっている様です。そこで、更に深掘りして、軽キャンの5つのポイントをご紹介しましょう。

1)高機動力

 軽自動車ならではの小回りが利くのが快感です。通常のキャンピングカーですと、家を背負っているクルマという事もあり、普通車よりもデカく重く、特に高さ方向には気を遣います。日本の狭い市街地の道などはヒヤヒヤもので、ストレスを感じます。初めての土地で、袋小路に突っ込んだ時などは、背中を一筋も二筋もバーコードの様な冷や汗が流れます。

 その点、軽キャンならば、大概の道は問題なく、狭い駐車場でも楽々停められます。Uターンなども楽で、まるでバイクかチャリ感覚と言っても過言ではありません。クルマ旅では、色んな発見が楽しみですが、「おっ!」と思うものを発見しても、普通のキャンピングカーでは直ぐに止まる事ことも、Uターンする事も難しく、やれやれ残念! で通り過ぎてしまう事もありますがその点、軽キャンならば「軽い」気分で対応できます。

2)車内スペース

 高機動力を発揮する小型ボディですが、反面、居住性の点では不利で、実際「軽キャンの中で快適に過ごせるのですか?」と聞かれる事が多いことも確かです。が、そこは軽キャンならではの創意工夫が色々とされていますので、サイズよりも自分のライフスタイルに合うかどうかの方が重要になってきます。

 まず、日常生活。車内で調理するか? テレワーク等の仕事をするかどうか? ただ寝るだけなのかによって、求める作業性や快適性が変わってきます。

 一方、どんなライフスタイルにしても夜は必ず就寝するので、そのベッドメイキングが重要です。一人だったら確実に寝られますが、ご夫婦だと、その夫婦仲によっても必要になるスペースが変わってきます。更にはペットも一緒となると、これは慎重に検討しないとギュウギュウ詰め合わせセットになってしまします。

 それから忘れてはいけないのが収納スペース。展示車などは綺麗にディスプレイされていて、これは快適! と納得しても、実際は、あれこれ必需品を積み込むので、思ったよりも車内スペースが取られます。

 そんな時は、人間以外にどの位の収納スペースがあるか? の検討も必要です。同時に省スペース化の為のグッズやオプションも考えた方が良いですね。結構、百均ショップに、気の利いたグッズがあったりします。

3)ベース車タイプ

 冒頭でも、軽バンコン・軽キャブコン・軽トラキャンなどのタイプがあるとお伝えしましたが、それぞれメリット・デメリット特徴があるので、これもまたそれぞれのライフスタイルに合うものを選ぶ事が重要です。

 まず軽バンコンは、外観は普通の軽自動車と同じで、車内のみキャンピングカー仕様なので価格が安い反面、車内スペースはそれほど期待できません。

 軽キャブコンは軽トラをベースに居住区を架装するので、軽自動車規格内一杯まで車体を拡張できる為、車内スペースは軽バンコンよりも広々としています。ポップアップルーフ付のモデルなら、更に車内スペースを拡張できるので、より快適になります。また通常のキャンピンカー同様に断熱材や、二重窓などがあるクルマはより居住性がアップしますが、その分コスト高になるのは否めません。

 最後に軽トラキャンですが、これは「軽トラックキャンパー」の略で、軽トラに居室部分を積載しています。この為、普段は仕事で使っている軽トラックが一転して、キャンピングカーに大変身! となります。普段、居住区は防災シェルターとして、食料や水を備蓄する事もできます。居住部分の脱着は専用のジャッキで行い、時間も手間もそれほどかからないので、利用範囲が広がります。

4)長距離移動

 軽自動車ベースの軽キャンは、燃費の点でも有利ですが、それも状況によります。どうしてもお家を背負ったカタツムリ状態となり普通の軽自動車よりも重くなるので、アクセルを踏み込む事が多くなると、軽自動車といえども燃費が悪くなります。

 特に高速走行では、パワーやトルクに余裕のある車に比べると長距離運転や坂道の走行にストレスを感じやすいかもしれません。また重心が高い軽キャブコンや軽トラキャンは強い横風や大型車のあおり風で車体が揺れやすい傾向があり、これも疲労感がアップします。

 まあ、これも物は考えようで、長距離は「狭い日本そんなに急いでどこへ行く(古い!)」で、焦らず、距離を短く刻んでクルマ旅を楽しめば良く、また、近場のレジャー用として考えると、走行時のストレスよりも、小回りの利く高機動性の高さの方が勝ります。

5)シンプル&リーズナブル

 やはり、軽キャンのメリットは、リーズナブルなコストです。軽自動車がベースなので、車両価格もその分、安くなり、税金を含めた維持費の点でも有利です。

 また扱いがシンプルなので釣りや登山、一泊か日帰りキャンプ、気軽な観光クルマ旅など、文字通り「軽いクルマ旅・軽いキャンプ」の為には「テント泊よりは快適で普通のキャンピングカーよりはお気軽」と考えると、まさにべストな選択となります。

 前述のサイズや乗り心地、居住性などが異なる3つのタイプがあるので、ここは譲れないというポイントを明確にした上で検討されると宜しいかと思います。

 以上、5つのポイントを十分に把握した上で、事前に対策を考えておけば、自由気ままお気軽なキャンピングカーライフが楽しめると思います。厳しいコロナ禍でも余り重く考え過ぎずに、対策を万全に取った上で、軽キャンで気軽に「NO密」クルマ旅は如何でしょうか?

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