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「やりすぎ」じゃないから近所の目も気にならない! 走り好き「家族」の幸せを呼ぶワークス系ミニバン5選

お買い得スポーツ系中古ミニバンで走りも満足

 走りが楽しいクルマといえば、まず思い浮かぶのはトヨタの「GR」や日産の「NISMO(ニスモ)」、他にSUBARUの「STI」といった、メーカー直系のスポーツブランドが手掛けたモデルだ。それらはセダンやスポーツモデルをベースした車種を展開するいっぽうで、ミニバンなどもラインナップしている。

 そこで今回は、走り好きのパパやママを満足させるミニバンたち、しかも中古でしか買えない絶版モデルを紹介しよう。新車時に比べるとリーズナブルに購入できるから、身近な存在といえる。

1)日産・セレナNISMO

 ベースモデルがマイナーチェンジを受けているものの、ほぼ現行モデルといえるのが「セレナNISMO」だ。日産の人気ミニバン「セレナ」をベースにカスタマイズされた市販モデルで、2017年11月に発売された。

 内外装を専用デザインにするとともに、インテリアをスウェード調素材でスポーティにコーディネートしている(レカロ製シートもオプション設定)。スポーティなルックスで選ぶのもいいだろう。

 走りはどうか。専用サスペンションやタイヤ&ホイールだけでなく、車体の補強まで実施するなどかなりの本格派だった。ただ販売終了は2019年8月。中古車流通台数は少ないが、NISMOの走りをミニバンで具現化した希少なモデルだ。

2)トヨタ・ノア&ヴォクシー「G’s」 

 セレナのライバルに相当するトヨタのミニバン「ノア」や「ヴォクシー」にもスポーツグレードが設定されていた。現在販売されているのは「GR SPORT」だが、現在絶版モデルとなっているのは、その前身として2017年7月まで販売されていた「G’s(ジース)」。

 トヨタの「スポーツ車両統括部」が開発し、内外装の仕立てだけでなく専用チューニングサスペンションやボディ補強、そして18インチタイヤを履くなどトータルでのハンドリング向上がはかられている。

 3代目ノア&ヴォクシーの「G’s」が販売されていたのは2016年4月から2017年7月だが、それ以前にも2代目ノア/ヴォクシーをベースにした「G SPORTS(G’s)」が2010年6月から2014年1月まで展開されていた。後期モデルでは専用形状のシートまで組み込んだことからも、いかに力を入れた開発だったか想像できるだろう。中古車市場での流通台数は多くはないが、100万円未満の車両を見つけることもできる。

3)トヨタ・アルファード&ヴェルファイア「G’s」 

「G’s」はノア&ヴォクの兄貴分となる「アルファード」や「ヴェルファイア」にも設定されていた。

 カスタマイズメニューは内外装、そして車体剛性アップやサスペンションと19インチタイヤに加え、大型のブレーキローター(フロント)まで採用。運転席と助手席には専用のスポーティシートが組み込まれた。

 大型ミニバンをベースにしたスポーツコンプリートモデルというだけでも珍しいが、直4エンジンだけでなくパワフルで魅惑的なフィーリングのV6エンジンを選べることに価値がある。販売期間は2012年11月から2015年1月まで。中古車流通台数は少ないが、現行アルファード/ヴェルファイアでは選べない魅力的な選択肢である。

4)スバル・エクシーガ2.0GT tuned by STI

 先の3台とはやや趣が異なるが、かつてSUBARUがラインナップしていた3列シーターの多人数乗用車「エクシーガ」も挙げておきたい。同車にはSTIが手掛けた2台のスペシャルモデルが限定販売された。

 まず2009年10月に300台限定で用意されたのが「2.0GT tuned by STI」だ。「2.0GT」をベースに専用サスペンションをはじめシャシー・ボディのチューニングを敢行。走りを磨くと同時にエクステリアやインテリアもSTI独自の仕立てとしている。

「NISMO」や「G’s」と大きく異なるのは、エクステリアのモデファイは最小限としつつ、サスペンションの“調律”を主体としていること。「見た目より中身」という拘りが貫かれている。

5)スバル・エクシーガ2.0GT tS

 3年後の2012年7月には「2.0GT tS」を300台限定で発売。こちらもベースモデルとの外装の違いはわずかで、渾身のサスペンションユニットやフレキシブルタワーバーなどで強靭なハンドリングとしなやかな走りのバランスがはかられている。ブレンボ社製ブレーキの採用もトピックだ。

 いずれも販売台数が極めて少ないだけに、中古車市場で見つけられたらラッキーな希少モデルである。

 スポーティな走りを楽しみたいと思いつつも、家庭の事情などでミニバンを選ばざるを得ない人も少なくないだろう。

 でも、決して「ミニバンだから走りを楽しめない」なんてことはない。気軽に購入できる中古車でもメーカー関連の組織が調教して作り上げた“走りのミニバン”が選べ、運転する歓びを実現してくれるのだ。

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