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服部茂章代表率いるHRE! リッチモンド戦は最後尾まで下がるも10位フィニッシュ【2021NASCARトラックシリーズ第6戦】

序盤はトップ争いを展開するも苦戦

 アメリカでもっとも人気のある自動車レース「NASCAR(ナスカー)」の3大カテゴリーとして「カップ」、「Xfinity(エクスフィニティ)」とともに挙げられる「Camping World Truck(トラック)」シリーズ。

 2018シーズンのタイトルを獲得したこともあるHATTORI RACING ENTERPRISES(HRE)は、このナスカーの世界で唯一の日本人チームオーナーである服部茂章代表が率いるチーム。今季もこのトラック・シリーズに、オースティン・ヒル選手を起用しゼッケン16を付けたトヨタ・タンドラを走らせている。

 4月18日、シリーズ第6戦「Toyota Care 250」は、バージニア州リッチモンドにある1周0.75マイルというショートオーバル、リッチモンド・レースウェイで開催され、250周で争われる。

 今回もCOVID-19の影響で決勝レースのみを行なうレースフォーマット。決勝グリッドは前戦のレース結果からの抽選により、HREのモービル1のカラーリングが施されたCar#16「Mobil 1 TOYOTA TUNDRA」は2番グリッドを獲得している。

第1ステージは5番手チェッカーを受ける

 午後1時30分にグリーンフラッグが振られ、まずは第1ステージの70周目のチェッカーを目指す。フロントロー、アウト側からスタートするヒル選手だが、今回も4号車のジョン・ハンター・ネメチェク、51号車のカイル・ブッシュという2名のカップカー・ドライバーとトップ集団を形成した展開になる。46周目にそのポジション争いから順位を落としてしまい5番手で第1ステージのチェッカーを受ける。

 その後、このステージブレイクのピットインで、チームは給油と4本のタイヤ交換、セッティング調整を迅速にこなしコースに戻る。ポジションをキープしたまま、140周目のチェッカーを目指して第2ステージへと向かう。

第2ステージはスタートで順位を落とすも4番手まで挽回

 80周目にリスタートした第2ステージも直後の混乱で7番手に落ち、さらにイエローコーションが相次ぐ。順位は一進一退するも137周目にはカイル・ブッシュをパスして4番手まで挽回して第2ステージを終えた。着実にステージポイントを重ねていく。

 このステージブレイクのピットインでも、給油と4本のタイヤ交換をこなしてコースに戻すが、ここで16号車はピットレーンでのスピード違反で痛恨のペナルティを受けてしまい、同一周回の最後尾26番手まで下げられてしまう。

17番手に順位を下げたが10位フィニッシュ!

 そして迎えた最終ステージ。再び短いスパンでクラッシュが相次ぐ展開となったが、ヒル選手はリスタートを利用して着実に順位を上げていき、190周目には9番手までポジションアップ。196周目に9回目のイエローコーションが出されたところでチームはピットインを指示。残り周回数分の燃料補給と新品タイヤに交換し、最終盤のポジションアップを狙う作戦だ。

 このコーションではトップグループの殆どのチームが一斉に最後のピット作業を行うが、異なった戦略をとったチームがコースに留まり、17番手に順位を下げた形でリスタートを待つことになった。

 緊張が走る残り40周のゴールを目指したリスタート。一気に追い上げ13番手までポジションを挽回したところで、この日10回目のイエローコーションが入ることとなった。ヒル選手はここからさらにペースを上げて着実に前を捕らえ続け、最後は10番手まで順位を戻しチェッカーを受けることとなった。

 イエローコーションの多い大混戦となった第6戦「Toyota Care 250」。トップ10フィニッシュとなったことで、シリーズポイント争いは前戦の6番手から4位へとポジションを上げることになった。

 HREはこの後、5月1日(土)、カンザス州にあるカンザス・スピードウェイのコース134周(200マイル)で争われるトラック・シリーズ第7戦「Wise Power 200」に参戦する。

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