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テントを貼る方向は「どっち向き」がベスト? 初心者が意外と知らない「アウトドアのトリビア」5つ

キャンプのイメージ(悪天候)

事前に把握しておくと安心して楽しめる

 アウトドアのスキルアップは経験の積み重ね……とは言うものの、事前に知識を得ておくことも重要です。思い通りに行かない、用意を忘れた、そんな緊急事態に「知識」は大きな武器になることは間違いありません。ここではアウトドアのトリビアとして5つの事例を挙げ、詳しく解説したいと思います。

テントの設営は太陽と風の向きを考えよう

 キャンプ場に到着して、最初に行うのがテントの設営です。ベースキャンプをしっかりと作ることが、キャンプを快適に行うもっとも重要なポイントになると言っても過言ではありません。テントを設営する場合はテントを張る「場所」と「方向」をしっかりと確認しましょう。地面が湿っている場所、角度が付いている場所、石や岩で荒れている場所は避け、しっかりペグが打ちこめる場所を選んで下さい。

 また、テントの入口は風下(入口は風に向かって背中を向ける)に向くようにすること。同じくタープを張る場合には、太陽の移動する方向を考えて設営しましょう。太陽が移動して座っている位置に直射日光が当たってしまい、タープを張り直し……なんてことにもなりかねません。

ペグを打ち込む角度はロープに対して90度

 テントの位置が決まったら設営の開始です。そこで初心者キャンパーが陥りやすいのが「間違ったペグ打ち」です。テントやタープを支えるロープに対して同じ角度(直線上)でペグを打っている人も見かけますが、ペグはロープに対して90度、地面とペグの角度は60度が望ましいと言われています。

 また、ペグの半分以上を残した状態で設営している人も多いようですが、しっかりと固定するためにはペグの頭部分だけを残して全体を打ち込んで下さい。ペグを深く打ち込むことで足を引っ掛けることもなくなり、テントをより安定して固定することができるからです。砂浜などでテント固定する場合、抜けやすいペグではなく水を入れたペットボトルにロープを固定し、砂の中に埋めることでペグの代用になることも覚えておきましょう。

着火剤を忘れても慌てず騒がず代用品で対処

 BBQ(バーベキュー)や焚火を楽しもうと思ったら着火剤を忘れた……。そんなときには慌てず騒がず代用品で対処しましょう。山のキャンプ用であれば乾燥した「松ぼっくり」や「杉の枯葉」が最適。日用品なら「ガムテープ」や「段ボール」、食用油を染み込ませた「キッチンペーパー」や油で揚げた「ポテトチップ」、「割り箸」が着火剤の代用として威力を発揮します。

 薪を燃やすときには小さな木端を使って火を安定させ、徐々に大きな薪をくべていくのがお約束。薪を選ぶときにはしっかりと乾燥しているものを選ぶこと。水分の多い薪は火が着きにくいだけでなく、多量の煙を発生させるからです。

焚火やBBQでは風向きに注意

 焚火やBBQをする場合、注意するべきは風向きです。風の強い日に焚火をするのは、山火事の原因になる可能性があるので自粛してください。ある程度の風が吹いているときにはテントやタープが風下にならない位置で行うこと。火の粉が飛んでタープやテントに穴が開くことがあるからです。

 また、焚火を楽しむときにはナイロンや化学繊維のジャケットは避けて下さい。火の粉がはぜ、ジャケットが穴だらけになってしまうのはキャンプ初心者の“あるある”なのです。焚火をするときには火の粉で穴が開きにくいコットンやウール素材のジャケットやシャツを着用しましょう。

天気情報にはつねにアンテナを張っておく

 キャンプは自然を相手にする遊びですから、天気の急変は楽しさを左右するだけでなく命に対しても大きな影響を与えます。最近のゲリラ豪雨ではあっという間に増水することもあるので、川の上流部に雨雲が掛かっていたり、川の水が急に濁って来たときにはすぐ撤収できる準備をして下さい。天気は西から崩れてくる傾向があるので、自分がキャンプをしている場所だけでなく、西の地域の天気予報もチェックしておきましょう。

 また、山間部や斜面が近いキャンプ場で急な雨が降り続いたときに「土の匂い」を感じたらすぐに避難してください。土砂崩れや土石流が起きる前兆かもしれません。キャンプに行く前には雨対策として、事前にテントやタープに防水スプレーを塗布し、しっかりと防水対策を施しておくことをお忘れなく。

楽しいキャンプは知識と知恵で大きく変わる

 キャンパーは何度も失敗を繰り返しながら育つものですが、事前に知識と知恵を仕入れておくことで大きな失敗をすることなく上級者へとステップアップできるのです。現在はインターネットやYouTubeで簡単に情報を得ることのできる時代になりました。キャンプを楽しむためにも事前に多くの知識と知恵を蓄えておきましょう。

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