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「アウトドアの煮出しコーヒー」をお茶の間で満喫! 自宅でも使い倒せる「意外なキャンプグッズ」5選

外だけじゃない! 家で使えるキャンプギア

 比較的安心・安全なレジャーと言われるキャンプ。緊急事態宣言発令地域が広がっている今、やはり不要不急のキャンプは控えたほうがよく、ふたたび#おうちキャンプに焦点があたっている。手元にあるキャンプ道具を使って、自宅で楽しむにはどうしたらいいのだろうか。今回は家で使えるキャンプギアを紹介していこう。

煮出しコーヒーを極める

 北欧のレンメルコーヒーは、ドリップするのではなくケトルに粉をいれて煮出すという非常にシンプルで原始的ないれ方を提案している。温めた湯に粗挽きのレンメルコーヒーを振り入れ火にかけるのだが、その後のいれ方は十人十色。

 沸騰して全体に泡で覆われたら火から外し、湯を落ち着かせてからまた火にかけるという方法でも、沸騰直前で火からおろしてフタをしてじっくり待つという方法でもいい。 焚き火との相性がいいコーヒーだが、自宅のガスバーナーでいれても問題はない。正解はなく、好みの味を目指していろいろないれ方を試すのがレンメルコーヒーの真骨頂だ。外出自粛中だからこそ、思う存分いれ方を試したり、コーヒー豆がカップに入らない角度を試したりできる。

鉄鍋をオーブンにいれてハードブレッドづくり

 カンパーニュやサワードゥなど、気泡がたっぷりはいったハードブレッドを焼くには高温が必要だと言われているが、オーブンを開くと一気に庫内の温度が下がる。パンづくりができるとうたった電気オーブンでない限り、最高温度が250℃もあればいいほうで、普通の電気オーブンではなかなかうまく作れないのが現実だ。 その悩みを解消するのが、かつてニューヨーク・タイムズで紹介された「こねないパン」。熱した鉄鍋に生地を入れ、そのまま予熱しておいたオーブンにいれて焼き上げるというもので、蓄熱性も密閉性も高い鉄鍋のおかげで、温度低下をカバーできるのだ。

 写真はクープがあまりきれいに開いていないけれど、皮がパリッとして今までにない出来となった。

食材と木箱に焼印

 バーベキューの塊肉やステーキに文字を焼き付けるアイロンがある。使い方は単純で、好きな風にアルファベットを並べ、バーナーで熱して肉に押し付けるだけ。本来は肉に使うものだが、トーストなどなるべく平らな食材に文字をいれられるし、表面の加工にもよるが木箱に文字を入れるのにも使える。

オイルランプで光のカスタム

 手のひらサイズの小さなLEDランタンがヒットしている。軽くて明るいけれどなんの飾りもないLEDランタンだが、シンプルなシルエットゆえレザーや木で作ったシェード、吊り下げ用の組紐やケース、台座などでカスタムしやすいことが人気に拍車をかけている。

 ガレージブランドよりカスタムパーツが販売されているが、シェードや組紐ならレザークラフト初心者でもなんとかなる。また、綿ロープを芯とするオイルランプは思いのほか簡単に作れる。 最低限、瓶と芯、オリーブオイルなど食用オイルがあれば作れるので災害時の明かりにもなりうるし、オイル部分にドライフラワーをいれておくと華やかで、食卓が楽しくなる。パラフィン系のオイルであればにおいがないし引火しづらいのも安心だ。

ガストーチを使って皮造り

 タイやイサキといった皮まで美味しい魚が手に入ったら、トーチの出番だ。皮目に熱湯をかけて氷水で冷やす松皮造りだが、トーチで焼霜造りにすれば熱湯と氷水を用意する必要がないし、みずっぽくなく香ばしく仕上がる。 9月に旬の魚はカツオやカンパチ。どちらも焼霜造りでおいしくいただける。カツオは藁焼きほどの風味はないが、それでもただの刺し身とは違う香ばしさをまとい、満足するはずだ。 ほかにも小さなスキレットや鉄板ごとサーブして熱々のハンバーグを食べる、メスティンをお弁当箱がわりに使う、パラコードでマスク用のストラップを作る、木製食器をナイフで自分好みにカスタムするなど自宅での楽しみ方はいろいろある。

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