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お金より「知恵」を使って保冷力アップ!「クーラーボックス」を効率よく使う秘訣とは

クーラーボックスの性能が上がればアウトドア料理をより楽しめる

 キャンプでのお楽しみといえば、やっぱり食事。澄んだ空気のなかで食べる料理は、普段食べているものと同じでも、おいしく感じられるものです。そんなおいしい料理を作るために欠かせないのが「クーラーボックス」。食材が傷まないように保存しておくためには、季節を問わず必要なアイテムです。 でも、夏のように暑い季節だったり、開閉する回数が多かったりすると、保冷効果が下がってしまうこともあります。そこで今あるクーラーボックスの保冷力をアップするためのテクニックを紹介していきましょう。

クーラースタンドで地面からの熱を遮る

 日差しが降り注ぐ地面は、太陽の熱で温かくなっています。その上に直接クーラーボックスを置くと熱が伝わって、クーラー内の温度も上がってしまいます。 そこで使いたいのが「クーラースタンド」です。地面から離れた位置にクーラーを置くことができるので、地面の熱の影響を受けにくくなります。また、地面に直接置くよりも高い位置になるため、食材やドリンクの出し入れも楽に行えるようになります。

内側に銀マットをかぶせて内ブタを作る

 クーラーボックスの冷気は、フタを開けると外に逃げてしまいます。ですから、開閉の回数が増えれば増えるほど、庫内の温度も上がってしまうのです。それを防ぐために、あると便利なのが「銀マット」です。

 クーラーボックスの内側を覆うようにして銀マットをかぶせておけば、フタを開けたときに冷気が逃げにくくなります。そして必要な箇所だけ銀マットをめくって食材やドリンクを取り出せば、冷気が逃げるのを最小限にすることができます。 また、フタに断熱材が封入されていないクーラーボックスの場合は、保冷力もアップするのでより効率よく使うことができます。

ハードクーラーにソフトクーラーを入れて2気室に

 クーラーボックスが大型の場合、フタを開ければ開口部も広くなるので、内側の冷気は一気に逃げてしまいます。そこで、内部に小型のソフトクーラーを入れて2気室にする「クーラーinクーラー」というテクニックを使えば、冷気を無駄に逃がしてしまう心配はありません。 ソフトクーラーには肉や魚などの食材を、ハードクーラーには飲み物を入れておけば、飲み物を出し入れするたびに、食材の温度が上がってしまうこともありません。

ドリンクと食材でクーラーを分けて開閉を最小限に

 ドリンクを出すたびにクーラーボックスのフタを開け閉めすると、庫内の温度が上昇してしまいます。そこに肉や魚などの食材を入れておくと、傷んでしまう可能性もあります。 そんなときは、食材用とドリンク用にふたつ準備するといいでしょう。食材を入れるのはクーラーボックス、ドリンクを入れるのはソフトクーラーとしておけば、ドリンクの取り出しに気を遣うこともありません。

 このようにクーラーボックスの使い方を工夫すれば、保冷効率もグンとアップします。キャンプやBBQに出かける人は、こんな工夫を取り入れてみてください。

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