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意外と知らない「予約の裏技」って何?「キャンプ場予約サイト」をもっと使い倒す方法とは

キャンプもホテルと同じになった

“ホテルとは違って思い立ったときに利用できる! キャンプは自由だ”と言われたのも今は昔。予約不要の施設は早朝・深夜の受付待ち渋滞が問題となり、予約必須へとシステムを変更したキャンプ場は少なくない。休日をキャンプ場で過ごすためには、まず予約だ。楽しいキャンプのために、事前にどうすればいいのか、予約に関する考えてみたいことを挙げてみました。

キャンプ場の予約方法

 キャンプ場の予約方法はおもに3つ。「キャンプ場の公式Webサイトやメールで予約」「予約サイトを使う」「電話で問い合わせる」だ。

気になるキャンプ場のWebサイトをチェック

 多くのキャンプ場が独自のWebサイトを用意していて、そこに予約方法や予約状況を公開している。

 そのまま予約フォームやメールで受け付けたり、キャンセル待ちができたりするキャンプ場が増えているし、お得なキャンペーンの告知、予約できないキャンプ場では当日の混雑状況を発表する場合もある。行ってみたいキャンプ場があれば、事前にWebサイトやSNSを確認しておこう。

複数のキャンプ場を比較できる予約サイト

 全国または特定地域のキャンプ場が登録されていて、施設情報を検索と予約ができる“キャンプ場予約サイト”は、複数の施設を比較できるのが便利。予約状況はもちろん、混雑状況の予測をしているサイトもある。

事前に質問しやすい電話受付

 Webサイトやメールを使った予約は手軽な半面、多くの人が利用するので予約を取りづらいし、まれではあるがシステム不具合によって予約が確定できていないことも。

 電話予約のみのキャンプ場は、昼休みなど隙間時間に一軒ずつ問い合わせなくてはならないが、施設についての疑問をその場で質問できるし、比較的予約をとりやすい傾向がある。

予約時期はいつがいい?

 予約開始時期はキャンプ場によって異なる。1年前より受け付けている施設があれば、2〜3カ月ごとに予約をとる施設もある。

 数カ月ごとに予約開始日を設けている施設は数カ月ごとにチャンスがあるが、人気キャンプ場では初日の開始1時間を逃すと週末の空きを見つけにくいのが実情だ。

 いつでも予約できるキャンプ場は予約のタイミングが分散するので、思いもよらない週末の空きが見つかることも。

 ただし、予約が集中する連休や夏休み、年末年始は予約時期と予約方法が通常とは異なる場合があるので、事前のリサーチが必要だ。

予約前に確認すること

 ファミリーが多くてソロキャンパーは肩身が狭い、賑やかに過ごしたいのに消灯時間が早くてつまらない、車道に近くてペットが落ち着かないなど、自分のキャンプスタイルとかけ離れた人が集まるキャンプ場では居心地が悪い。キャンプ場のルールと雰囲気を調べておこう。

予約後に注意したいこと

 せっかく狙いのキャンプ場に予約ができても、天候や体調次第で利用できなくなることがある。予約時にキャンセル料や前金の振り込み有無を確認し、万一キャンセルが決まったら早めに連絡を。

 キャンプ場のWebやメール、予約サイトでの予約では、普段使わないフリーメールを使っている人もいるが、予約確認メールには“前金”や“キャンセルポリシー”など重要な事項が記載されているものだ。確認メールを見逃したことで予約確定できず、自動キャンセルとなることも。

 また、電話でキャンセルを伝えても、聞き間違い防止のためにキャンセル料振込先をメールで届けてくれることもある。普段使わないメールは、見逃さないよう注意が必要だ。

 最後に、基本的なことではあるが「同じ日に複数のキャンプ場を予約して天候次第で行く先を決める」、「複数の日程を予約してギリギリまで様子見。行ける日だけ行く」などというようなことはシステム上可能だが、これではほかの人が利用しにくくもなる。そしてキャンセル料などのルールがどんどん厳しくなって結局キャンパー自身の首を絞めることになりかねない。ホテルやレストランの予約と同じで、二重予約、当日無断キャンセルはやめよう。

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