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「M2 CSレーシング」ワンメイクレースが日本で開催決定! アジア初となるBMW公式の本格レースに注目

日本で唯一のBMW日本法人オフィシャルレース

 サーキット専用車両「BMW M2 CSレーシング」によるエントリーが可能な、日本で唯一のBMWジャパン・オフィシャルレース「M2 CSレーシング・シリーズ」が、2022年年4月に宮城県「スポーツランドSUGO」にて開幕となる。全5ラウンド/10選が予定されており、日本全国の国際サーキットで思う存分、BMWのモータースポーツを楽しめる。

サーキット専用モデル「M2 CSレーシング」とは

 レースのエントリーモデルとして好評を博した「BMW M235i/M240iレーシング」の後継モデルとして、「BMW M社」と「BMWモータースポーツ」が開発したサーキット専用モデル「M2 CSレーシング」は2021年6月に発売。レースシーンでの高いパフォーマンスを発揮しながらも、扱いやすい車両サイズと価格によって、カスタマー・レーシングにおけるエントリーモデルと位置づけられている。

 3.0L直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンや、モータースポーツ専用のソフトウェアにより制御される7速DCTを搭載し、最大トルク550Nm/2350rpm~5500rpmを発揮する。最高出力は、各レース規定に基づき280~365psの間に設定可能であり、車両購入後に個人でパーツなどを追加することで、最高出力450ps/6250rpmまでチューンアップすることも可能。ベースバージョンと同時に、すでに450psまで引き上げられたバージョンも販売される。

 エンジンパワーのコントロールは、「パワー・スティック」と呼ばれるUSBによって調整でき、レースごとに設定されるBOP(性能調整)に応じて、パフォーマンス・レベルのプログラミングと呼び出しが可能となっている。また、「M2 CSレーシング」専用に製造されたドライブシャフトや、タイヤの左右回転差を抑制するプリロード型の個別冷却システムを備えた機械式LSDが標準装備されている。

 この「BMW M2 CSレーシング」はBMWジャパンにより輸入され、BMW Mモータースポーツ・ディーラー「株式会社モトーレン東都」にて販売される、日本においてはBMW初となるカスタマー向けサーキット専用モデルだ。購入などの問い合わせは、モトーレン東都にて受け付けている。

 参考までに昨年6月発表時点での希望小売価格は、ベースバージョンが1499万円、450psバージョンが1799万円だ。

ワンメイクレースは4月から年10戦が開催

 そんな「M2 CSレーシング」によるワンメイクレース、「BMW M2 CSレーシング・シリーズ」は、「ミニ・チャレンジ・ジャパン」との共催。よりスタイリッシュで、スポーツ・ラグジュアリーな大会として、本年より開催される。

 現在ヨーロッパで開催されている「M2 CSレーシング・カップ」に基づき、本国より提供されたテクニカル・レギュレーションなどが採用された、アジアで初の「M2 CSレーシング」専用レースとなる。

「M2 CSレーシング・シリーズ」概要

レース・カレンダー(暫定)

・ラウンド1(第1/2戦):予選4/16(土)、決勝4/17(日) スポーツランドSUGO(宮城県)
・ラウンド2(第3/4戦):予選&決勝5/15(日) 富士スピードウェイ(静岡県)
・ラウンド3(第5/6戦):予選7/2(土)、決勝7/3(日) ツインリンクもてぎ(栃木県)
・ラウンド4(第7/8戦):予選9/24(土)、決勝9/25(日) 岡山国際サーキット(岡山県)
・ラウンド5(第9/10戦):予選&決勝12/11(日) 鈴鹿サーキット(三重県)

レース概要

予選20分間/決勝レース1(20分間+1ラップ)/決勝レース2(20分間+1ラップ)

参戦車両

BMW M2 CS Racing 450PSバージョン
BMW M2 CS Racingベース・バージョン

参戦資格

JAF認定国内A級ライセンス以上

エントリー・フィー(1大会2レース、税込)

シーズン価格:192万5500円(年間で使用可能なクレデンシャル・パス7枚を含む)
アーリーバード特典(2022年3月6日までに申し込みの場合):173万2500円
スポット参戦(1大会):38万5000円(該当ラウンドのみ使用可能なクレデンシャル・パス5枚を含む)

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