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ジムカーナ王者・山野哲也選手の新マシンは「アルピーヌA110S」! 最新ハンドリングマシンの活躍に注目

全日本ジムカーナ選手権で22度目のチャンピオンを目指す

 これまで「JAF全日本ジムカーナ選手権」において、21回もシリーズチャンピオンに輝いている山野哲也選手(チームドライビングマジック)。2022年シーズンは新たに「アルピーヌA110S」を相棒として参戦することとなった。「アルピーヌ・ジャポン」が山野選手をサポートして、22度目のチャンピオン獲得を応援するという。

アルミ軽量シャシーのミドシップスポーツカー「A110S」

 山野哲也選手は、2004年から2006年まで3年連続で「全日本GT選手権/SUPER GT」のシリーズチャンピオンを獲得。そして「JAF全日本ジムカーナ選手権」では、2021年シーズンに通算21度目となるシリーズチャンピオンを獲得するなど、数多くのタイトルを獲得しているトップレーシングドライバーのひとりだ。

 2017年から2021年までは、イタリアのライトウェイト・スポーツカー「アバルト124スパイダー」を駆って5年連続シリーズチャンピオンに輝いている。

 その山野選手が、今年は「アルピーヌA110S」で全日本ジムカーナ選手権に参戦し、22度目のシリーズタイトル獲得という偉業に挑戦する。

 A110Sはアルミを使用した軽量なシャシーと正確なハンドリングが特長であり、国内外でサーキットからラリーまで各種モータースポーツで活躍しているマシンだ。ジムカーナというきわめてテクニカルな競技でどんな活躍を見せてくれるのか、注目が集まる。

最新ATマシンでジムカーナの可能性を切り開く

 山野哲也選手はアルピーヌA110Sでの挑戦についてこう語る。

「2022年から、新しいチャレンジが始まります。2ペダル+エレクトリックパーキングブレーキ(EPB)という、手動パーキングブレーキが必須のジムカーナでは常識外れとも言えるクルマで、JAF全日本ジムカーナ選手権に参戦します」

「AT免許取得者の増加、MT車の減少、EPB車の増加など、クルマを取り巻く環境は、相当なスピードで変化しています。山野哲也というドライバーを育ててくれたジムカーナに感謝し、恩返しするためには、ジムカーナの普及発展が欠かせません。そのためには、現在のクルマを取り巻く状況を受け入れ、新たなジムカーナの世界を切り拓く必要があります」

「今年選択したマシンは、アルピーヌA110Sです。コンパクトで優れたハンドリングをみせるフレンチを全日本チャンピオンマシンに押し上げるべく、また通算22度目のタイトル獲得につながるよう、チーム力を発揮し、全力で戦います」

 今年の全日本ジムカーナ選手権第1戦は3月12日(土)~13日(日)に筑波サーキット・コース1000で開催予定だ。

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