サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

サーフボードの車内積載は結構ムズい! 小型車なのにラクに積めるクルマを探してみた

クルマの購入前にボードをどう積めるかの確認は不可欠

 一般ユーザーが載せる可能性のある荷物で、もっとも長さのあるもののひとつがサーフボードではないだろうか。ショートボードで約1.8m、ファンボードで約2.3m、ロングボードで約3mの長さになる。ハイエースなどを改造して、サーフィンの足に使っているサーファーも多いが、ここではそこまで大きくないクルマでもボードを無理なく車内に積める、小さくてもサーフボードが楽々積めるクルマを新車限定で紹介したい。

 ちなみに、サーファー御用達のハイエースの最大積載寸法は室内長3m、幅1.5m以上で、ロングボードを2枚並べて置くことも可能。人気の理由はそのあたりにあるはずだ。

 さて、小さくてもサーフボードが楽々積めるクルマの要件だが、ハイエースほどの室内長はないため、基本的に助手席を倒した、荷室~後席~倒した助手席部分の長さが、サーフボードの積載場所となる。もちろん、室内の天井部分に固定するなどしたカスタマイズもアリである。その場合は、ルーフ長に余裕ある、フロントウインドウが立ったクルマが望ましい。

ホンダN-VAN

 小さいクルマから順に紹介していこう。まずはホンダの軽自動車、Nシリーズの1台であるN-VANが挙げられる。荷室から後席、助手席に続くフロアを完全フラットにできるとともに、フロア幅1390mm、天井高1235~1390mm(グレードによる)という、それこそ車中泊にも適した広大かつ使い勝手のいい室内空間を持つ。

 それだけに、ボードを積むだけではないサーファー向きの1台になりうるのだ。そしてかんじんの最大室内長、というか、荷物の積載最大長は2635mmに達し、ショートボード、ファンボードであれば、車内に余裕で積み込むことができる。

 ただし、助手席と5:5分割の後席左側に人は乗れなくなるため、1名乗車がベスト。えっ、後席の半分は人が座れるでしょ……と思うかもしれないが、N VANの後席(助手席も)は人が快適に座れるシートとして考えられていないため、短距離のちょい乗り限定。サーフポイントまでの走行距離が長いのなら、1名乗車が無難なのである。

ダイハツ・アトレー

 同様にダイハツの新しい軽ボックスのアトレーなども、サーファー御用達軽としてお薦めできる。N-VANにしてもアトレーにしても、このジャンルのクルマは、本来働くクルマとして荷室や後席背面が防汚・防水仕様であることも多く、ボードを積み込むにもうってつけというわけだ。

 もちろん、車中泊カーとしての機能も持ち合わせるから、廉価かつユースフルに使えるメリットは絶大だ。商用車ながら、一般ユーザーのアウトドア、SURF & SNOW向けとしての企画も盛り込まれているため、純正アクセサリーもそうした用途に向くものが揃っているのも嬉しいポイントだ。

ホンダ・フリード+

 とはいえ、海辺に住んでいる人は別にして、一般的には自宅からサーフポイントまで、高速道路を利用してけっこうな距離を走るのが普通だろう。であれば、軽商用車だと快適性に不満が出るかもしれない。そこで、軽自動車ではないコンパクトなサーブボードの積載性に優れたクルマとして、プロサーファーの愛用者も少なくないホンダ・フリード+を挙げたい。

 5ナンバーサイズのコンパクトミニバンのフリードから3列目席を取り払ったモデルであり、もちろん、車中泊性能にも優れた5ナンバーサイズの大容量ワゴンというキャラクター。天井部分にラックをDIYするなどして装備すれば天井部分にショートボードを吊るすこともでき(2枚だと後方視界が極端に悪化するのでNG)、また、後席や助手席を倒すことでショートボードはもちろん、約2.3m程度のファンボードを車内積みすることも可能となる。

 そして何と言っても、ハイブリッドも用意する走行性能、乗り心地はロングドライブにも対応。先進運転支援機能のホンダセンシングも標準装備されるため、安全・安心・快適にサーフドライブが楽しめるというわけだ。ホンダアクセスによる純正アクセサリー(室内空間のカスタマイズ用を含む)の豊富さにも注目である(N-VANも)。

 いずれにしても、自身のボードのサイズを頭に入れ、ショールームなどで実際にメジャーを使い(3m以上の物)、ボードをどう積めるかの確認は不可欠。天井に吊るすのか、後席、助手席を畳んで積むのか、乗車人数を含めて、しっかりと確認したい。

モバイルバージョンを終了